第42話

 用意された部屋は2人部屋ダブルベットのように見えた。

 いや、それは本来1人用なのだろう。家具の配置から見てそれは間違いないように思える。

 だが、それを差し引いても2人、ないし3人が使ってもなお余るほどの生活空間が用意されていた。

 私が抱いた2人部屋という感想もおかしくはないだろう。

 それにしてもこの部屋は完成されている。

 古風な様式に似合わずキッチンやお手洗いまで付いているのには違和感さえ覚えるほどだ。

 さらにはそれがIHと水洗式なのだから違和感に拍車をかけている。


「すごい。こんな部屋がたくさんある」

「先ほど聞いたところ43部屋あるそうです。何らかの魔術の起点になっているようですが、何の魔術かは分かりませんね」


 この部屋にあてがわれたのは私とエマだ。

 どうやらタムリアは来るのが私とルシル、そしてジャックの3人だと思っていたらしい。エリックに部屋を用意させようとしたが、私がそれを止めて同じ部屋にしてもらったのだ。

 エマは特殊過ぎる。

 ボロを出さないためにもそれが最善だと判断した。

 まあ1番の理由は言葉も分からない場所に放っておくことを、私が許容出来なかっただけなのだが。

 この無垢なエマを何かの間違いで染められてしまっては堪らない。


「お姉ちゃん。精霊さんたちが外に出たいだって」

「赤い精霊さんだけならば許します。他の精霊さんは許可できません」

「なにゆえお前さんに決められることはあらへんで……て言ってる」

「まず、それは正しい日本語ではないと伝えてください」


 エマの背後からぽんっと出てきた赤い球体が不満を表すが如く跳ねているが、そんな旧世代型の翻訳機にも劣るめちゃくちゃな日本語が通じるとでも思っているのだろうか。

 いや、そもそも正しい日本語を知っていない可能性もあるか。

 こちらの言葉を解するからといって、それが使えるとは限らないであろう。


「さて、荷物は片付きましたね。それでは談話室に向かいましょう」


 タムリアからは用意が出来れば親交を深めるために談話室へと向かうように言われていたのだ。

 最初に顔を合わせた部屋がそうだったらしいので道筋は覚えている。この広い城でも迷うことはないだろう。


「精霊さんたちがここは楽しい場所だって言ってる」


 廊下を歩く私の隣に並びながら、エマはそんなことを言う。

 精霊にとって楽しい場所……予想は出来る。

 私が視たところ、この場所には膨大な《歪み》視て取れた。

 《歪み》とは即ち一般法則と神秘法則の摩擦だ。

 それは魔術において重要な意味を持つ。

 魔術が扱うのは神秘法則。

 つまり、《歪み》が大きいほど魔術はより扱いやすくなっていく。

 そして科学を発展させた人間の支配する現代ではこの《歪み》が少なくなってきているのだ。

 故に、魔術師たちは大規模の魔術を扱う際は人工的な《歪み》の大きな空間。すなわち《祭壇》を作る。

 話がずれたが、精霊とは神秘に生きる生命だ。

 存在そのものが《概念》の結晶である精霊からしてみれば、ここほどの《歪み》が大きな場所はさぞ心地良いに違いない。


「さて、着きましたね」

「ん、全員揃っているみたい」


 そんな事を考えているうちに談話室の前までたどり着く。

 エマがいう通りならば謝罪の1つでも必要かもしれない。

 それにしてもルシルが私たちよりも早く着いているのは意外だ。てっきり3時間遅れで訪れるものだと思っていた。


「……中から壁に精霊さんが歩く音が聞こえる。危険かも」

「危険ですか。それは人が危険という意味ですか?」

「わかんない。でも火の音が聞こえてる」


 私も耳を澄ませるが、特に何が聞こえるという訳ではない。

 私の聴力ならば扉一枚など障害にならないはずだが、どうやらこの城の扉と壁は特別なものらしい。

 魔術はもちろん素材からして私の知らないもので出来ている。

 尤も、それであってもエマの耳には何らかの音が聞こえているようだが。

 私には聞こえないことが少しだけ悔しい。

 最近は自慢の耳もエマによって大したものでないと思い知らされている。

 まあ、いくら聴覚を鍛えたところでエマの耳に到達することは不可能であろうから仕方ないのだが。


「取り敢えずは入りましょう。皆さんを待たせるのも悪いですから」

「あ、まって……」


 重厚な扉を押して中に入ると……私の顔の隣を炎で出来た矢が通り過ぎた。

 熱いと思う暇すらなかった。

 亜音速にすら反応出来る私がギリギリ気付いて首を逸らすことしか出来なかったのだ。炎の矢がいかに常識外れの速度を以てこちらに飛んで来たのかが分かるだろう。

 斜め後ろに目を向けると、エマが扉を盾にしゃがんでいた。

 どうやら扉を開く前に危険に気付いて咄嗟に反応したようだ。

 談話室に目線を向ける。大体の者が新しく来た私たちに注目する事なく、別のものに意識を向けていた。


「おいおい、我が弟子。そんなに私を殺したいのか? いくら私でもお前のスキンシップには対応出来んぞ。で、私を殺したいのか?」

「ああそうだな。だがそれは私が渡したコレクションを消費したお前の弟子を全員ミディアムに焼いてからだ」

「ほう、食うのか? 我が弟子がカニバリズムに目覚めていたとは驚いた。何、冗談に決まっているだろう。その指を下ろしてくれ。恐ろしくて夢に出てきそうだ」

「ハッ、眠りの浅い老人が何を言っている。1時間に何度も目が覚めて困っているんじゃないか? 夢もろくに見れていないだろうが」

「おいおい、生憎私は一度寝ると朝まで起きられない体質だぞ。そんな事ならそこらの下っ端でも知っているだろうに、弟子のお前にすら知られていないと悲しくて仕方がない」


 右手に白い炎を纏わせるルシルが明らかに焦れ込んでいるのに対し、タムリアは飄々と太陽のような笑みを浮かべている。

 何があったのかは大体察した。あの招待状に書いてあった事に対してルシルがブチギレているという訳か。

 まあ、ルシルの行動指針を考えればそこまで驚くことでもない。

 むしろ先程顔を合わせた時に手を出さなかっただけマシというものだ。


「ん、お前たちも来ていたのか。見ての通りあっちは暫くかかりそうだ。今のうちに自己紹介だけ済ましておけばいい」


 席に着くと隣にいたジャックからそんなことを言われる。

 まあ確かに、あの2人の言い争いはまだまだ続きそうだ。今のうちに魔術師の3人と名前を交わしても良いだろう。

 テーブルの向こう側に揃って着いていた魔術師たちに目線を向ける。

 さて、誰に声をかけるべきだろうか。

 このような場合は位の高い者から声をかけるべきなのだろうが、私では誰が位が高いのかが分からない。

 上座に近い所から順に並んでいるのならば分かりやすいのだが、いかんせん魔術世界の常識が私には足りていないのだ。

 それに気が付いたのだろう。ジャックが向こうに目配せをして促してくれる。

 3人の魔術師もそれに気が付いたのか、まず1番端に座っていた白いローブを纏った魔術師が口を開いた。

 初対面でタムリアに忠言をおこなった魔術師だ。


「……我が名はエグリム。魔術師ならざる身でよくぞ訪れた。盟主の名の下に祝福を述べよう」


 艶を失った黒髪に生気を感じさせない瞳。全身を隠す白いローブは所々黒ずんでいる場所が目立つ。

 ゴツゴツとした手と褐色の肌は農民のようでもあるが、その神秘性は間違いなく魔術師のものだ。

 深い穴から響いてくるような重厚な声は不気味にも思えるが、それ以上にどこか暗い深みを感じさせた。

 

「永・麻上と申します。こちらはエマです」

「エマ、です」


 砂漠の中の古い遺跡を思わせる人物だ。

 身につけている装飾品もその印象を高めている。

 黒曜石の指輪にトルコ石のネックレス、古めかしい腕輪は黒い石で出来ているようだ。

 どれもこれもが華美な印象ではなく、どちらかといえば寂れた雰囲気を醸し出している。

 だがそれ以上にエグリムという魔術師そのものが、何よりもそこ知れなさと侘しさを感じさせた。

 そこ知れない黒々とした瞳に見つめられると、どこまでも落ちていきそうにさえ思える。


「ほお、養子のはずだが『ホワイト』は名乗らんのか」

「魔術師が名を継がせるのは大きな意味と責任を持たせます。私ではそれを果たすことは出来ません」

「それもまた道理、か。何にせよなんじらのことは覚えた。星の導きを求めるならば声をかけるとよい」


 エグリムはそれだけ言うと目を瞑り、こちらから顔を見えないように頭を下げた。

 纏っている魔術が純度を増したようだが、何らかの精神に作用する魔術でも使っているのだろう。

 私からの印象ではルシルに勝るとも劣らない神秘的な魔術師だ。

 多くは語らずただ理解に委ねる在り方はルシルに通ずる所がある。

 

「エグリムは俺と同じく大魔術使いハイキャスターの1人だ。そして聖者ワリーの称号を頂く最高位の魔術師でもある。見ての通り堅苦しい奴だが、懐の広い良い男だから気が向いたら声をかけてやってくれ」


 あまりにも簡素な自己紹介にジャックが補足を入れる。

 こういう気遣いが出来るのになぜ言動に粗野な印象を受けるのだろうか。不思議なものだ。

 それにしてもハイキャスターの1人だとは、驚きと共に納得もある。それに相応しい風格が備わっているからだろう。

 

「次は私でしょうか。私はテリム。エルファント・テリム。今年のアレトラの祭祀アレトネラでアハトラナ卿の補佐を任された者です」

「よろしくお願いします。テリムさん」


 次に口を開いたのは中央に座っていた女性だ。

 かっちりとしたスーツに身を包み装飾品1つつけていない姿からは、極力個性を殺しているかのような印象を受けた。長い髪を括りもせず流していることもその印象を強めている。

 エグリムとは対照的な女性だ。

 切長で涼しげな眼差し、健康的な褐色の肌、すらりと伸びた小さめの手。

 街中にいたならば、誰かの秘書と言われても違和感はないだろう。

 神秘性は薄いが、反対に人間性に関してははそれなりにありふれているように思える。

 

「テリム家は代々アハトラナに連なる家系でな。この城も普段はテリムの所有物だな。アハトラナの姫君の補佐に選ばれていることからも分かるが、この女はテリム家の中でも『宝石』と呼ばれている高位の地位にいる魔術師だ」


 ジャックがすかさず補足を入れる。

 本当にこんな時に便利な男だ。


「ハイキャスターたるダニエル様にそう言われるとは、光栄です」

「気軽にジャックと呼んでくれ。今夜にでも俺の部屋に来ないか? 互いの顔を見つめながら親睦を深めようじゃないか」

「生憎ですが私には仕事がありますので。……それと、その態度でタムリア様に近づけばテリムが敵に回ると思いなさい」

「はっはっは! それは恐ろしい。だが、心から求め合う者を引き裂くのは感心せんなぁ」

「あなたと彼女のどこが求め合う者ですか。戯言たわごとは控えなさい」


 ジャックのお誘いにも断固と断りさらには釘まで打つとは、仕事熱心なだけでなく意見もしっかりと伝えることが出来る。

 近年は減ってきているタイプの人間だ。

 エルファントがこれまでしっかりとした教育を受けていることに加え、自分を妥協なく高めてきたことが伺える。

 自信と誇りを胸に秘めそれに相応しいだけの実力を持っているのだ。

 彼女からはどこか高貴な空気を感じると思ったが、それも魔術の名門に生まれたが故なのだろう。

 さて、最後は……‥…


「ふん、自分から名乗りもしないのか。魔術のまの字知らないくせに大きな顔をするな。トップメイガスの養子が聞いて呆れる」


 目線を向けるといきなり文句をつけられた。

 何というか、小物感溢れる発言だ。

 そう思ったのは私だけではないのだろう。

 エルファントは何か気に入らないようで険しい目を向けているし、彼女を口説いていたジャックすら言葉を止めて呆れた表情を見せている。エグリムだけは何の反応もなかったが、それはただ単に魔術で思考の海に揺蕩っているからだろう。


「失礼しました。永・麻上と申します」

「それはさっき聞いただろうが、僕を馬鹿にしてるのか。これだから魔術を知らない奴は嫌いなんだ」


 腕を組んで上から目線で言葉を発しているのはまだ年若い青年だ。

 金髪碧眼に私ほどではないが白い肌。日本人がイメージする白人の印象を濃縮還元したかのような容姿といえば分かりやすいだろう。

 特に珍しい特徴もなく、強いて言えば顔が平均より整っているくらいか。

 どうやら選民意識に染まっているようだが、果たしてそれは何が原因だろうか。

 

「ジャックさん。彼は誰でしょうか」

「さてな、俺はこんな奴聞いたこともないな。大魔術使いや名家の魔術師は大体押さえていると思っていたが、こんな顔は見たことがない」


 仮にも情報屋を名乗るジャックが知らないとなると、この青年は名のある魔術師でないのは確かだろう。


「まあ、最近出てきて俺の耳に入っていないということもあるかもしれんが、それよりも大した奴じゃない可能性が高いな。こんな奴が高位の魔術師だったら俺たちの品位が問われる」

「そこまで言いますか。魔術を纏っていることからそれなりの魔術師だと思ったのですが」

「魔術を纏うだけなら魔術師の6分の5は出来る。確かにそれなりの強度の魔術を纏っているようだが、はっきり言って無駄も良いところだ。この系体は実用性が一切ないぞ」


 ジャックは既にこの青年がどのような魔術系体を使っているのか把握したようだ。さすが大魔術使いなだけはある。

 私から見れば青年の魔術は非常に整っている……いや、という事しかまだ分かっていない。


「失礼な奴だな! 僕は誇り高き魔術師だぞ。そこのお子様みたいに魔術のまの字も知らない奴と一緒にするな!」

「成程、私が魔術師でないことは分かるのですか」

「ふん、魔力もないしもない。僕レベルになるとそんなことはお見通しだ」

「そんなことは魔術を齧っていれば誰でも分かるぞ。それよりもこの女は……」

「ジャックさん。それはまた後で」


 私の年齢に関してはまた後で良い。

 今はそんなことで時間を無駄にするのも惜しいのだ。

 それよりも今はこの青年との自己紹介を終わらせることが先決だろう。


「それでは魔術師さん。名前を伺っても良いでしょうか」

「ふん、どうしてお前に名乗らなければいけないんだ。そもそもお前みたいな奴が魔術師の祭典たるアレトラの祭祀に呼ばれること自体が——」

「良い加減にしなさい」


 青年の言葉を遮り、エルファントが不快感を露わにしながら口を開く。

 目を鋭く冷たいものを含み、その声には僅かな怒りさえ聞き取れた。


「タムリア様に呼ばれた者だとてそれ以上の狼藉ろうぜきは許しません」

「ぼ、僕はただ魔術師でもない……」

「次にアサガミ様を侮辱してみなさい。テリムのみならず民主派の者が敵に回ると知りなさい」


 エルファントの警告に青年は顔を蒼白にすると、何も言わずに首を下げた。

 謝罪の意ではなく、ただ単にそれ以上何もできなくなっただけだろう。

 だが、時に身を守るその行動が更なる不興を招くことを知らないのだろうか。それとも頭がいっぱいでそこまで気が回らないのだろうか。


「謝罪もないとは……」

「テリムさん。私は気にしません。ですので彼には寛大な処置を希望します」

「……非魔術師アンホルダーのくせに」


 この青年は地雷を積極的に踏み抜く才能を持っているようだ。

 隣にいるエルファントにその声が届くと分かっているだろうに。

 それともまだ魔術師の自分と魔術師ならざる私では自分の方が優先されるとでも期待しているのだろうか。

 エルファントは絶死に値する冷たい目を向けながら、青年に向けて右手を上げて見せた。

 ああ、これは不味い。

 

「……良いでしょう。それならば——」

「そこまでだエル。ここで殺しても楽しいことなぞ何もないぞ」


 エルファントが青年に向けて殺意を剥き出しにした瞬間、彼女に向けて待ったをかける人物がいた。

 私は浮かしかけた腰を下ろし、割り込んだ部屋の主人の裁定を待つことにする。

 

「タムリア様……しかしこの愚か者はタムリア様とアサガミ様に侮辱に等しい言動を繰り返しました。死を以て償わせるのが妥当かと」

「やめろやめろ。坊やが泣いて喜ぶ奴はここにはいない。だろう? ミス・アサガミ」


 こちらに同意を求めるタムリアに向けて、首を縦に振り肯定を示す。

 ルシルとの話し合いが終わったのかと目を向ければ、ルシルは窓を開いてタバコを燻らせていた。

 表情を見る限り相手をするのが面倒になって言葉と行動を放棄したようだ。

 私の耳は自己紹介途中も把握していたが、壁にある焦げ跡が何が起こっていたかを物語っている。

 それでもタムリアの服には焦げ跡1つないのだから大したものだ。ルシルのことだから直接当たるように放ったものもあっただろうに。

 まあ、それも終わったことに過ぎない。

 今はタムリアが助太刀しに来てくれたことに感謝しよう。


「まあ、坊やもおいたが過ぎたな。ここは素直に名乗れ。それで手打ちにしようじゃないか」


 太陽のような笑みを浮かべながら場をまとめるカリスマは流石魔術卿と言ったところか。

 仕草1つ1つに目が自然と引き寄せられる。

 エルファントもタムリアがそう言うのならば異議はないと手を下ろす。

 青年は私に向けて憎々し気な目を向けた後、顔を逸らして短く名乗った。


「…… パトリア・アロ」

「よろしくお願いします。アロさん」


 それを確認したタムリアは手を叩いて召使いを呼ぶと、最初に入って来たエリックに指示を出す。


「もう夕食の時間だ。ここに料理を持って来させろ。大皿にスコッチエッグを山盛りにしてな」

「かしこまりました。セルフサービス形式食事会all you can eatを用意させていただきます」


 エリックが下がると、タムリアは輝かしい笑みを深めて一同をを見渡す。


「さて、遅くはなったが親睦を深めるとしよう。うちのシェフは一流だからな。心満たされるまで味わうと良い。そうすれば緊張もほぐれるというものだ。料理とは芸術。知性あるものは味を知るものだからな」


 楽しそうに言葉を発するタムリアに、部屋の空気は否応なく解されていく。

 時々私たちが同意するのに気を良くしたのか、料理が運ばれるまでタムリアはいかに料理が素晴らしいものかを語り続けていた。

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