応援コメント

第16話」への応援コメント

  • こんばんは。
    16話まで読ませていただきました。

    なんと、精霊と同化した少女とは脅威的ですね! 
    不思議で面白くて興味深い存在です。永より背が高い、ということを度々忘れてしまうくらい、純粋無垢な存在ですね。つい、小さな少女を想像してしまいます。

    エマが聞いている音、を聞いてみたくなりますね。いい音、に限りますが。
    自分の好きな鈴の音などを思い浮かべて、こんな感じなのかなと暫し想像の中で楽しませていただきました。

    空腹も満腹もないという二人ですが、エマは味は楽しめるのですね。エマを見て頬が緩む(実際には表情筋は動いていないようですが)という永は、感情は動いているように思うのですが、それは表層ということなのですね。心の奥底までは届かないと。
    今後、エマに感化されて永に良い変化が訪れると良いなと思います。いつか、心の底から笑った永を見てみたいですね。

    エマに付いている精霊たちの中で、意志疎通ができる精霊が一人いて良かったです。エマは精霊の力で逃げ出して来たのでしょうか。それとも自分と近しい永の存在を感知して空間を越えて飛んできたのかも……と色々と想像してしまいます。
    エマは先天的な存在なのか、若しくは何らかの理由で自然発生的にそうなったのか、または白い部屋に閉じ込めていた組織が造り出したものなのか? 
    彼女のことが明かされることを楽しみに、また読み進めますね!
    早速のミラーとの再戦が始まり、ワクワクです!

    作者からの返信

     返信が遅くなりすいません。またコメントが来ていて嬉しくなりました。感激です、本当に。

     エマは不思議な存在ですよね。唐突に出てきたかと思えば、純粋無垢で好奇心旺盛。
     彼女の聞く音はどのようなものか、その世界はどう聞こえているのか。それは神秘としか言いようがないものです。鈴の音に近いものもあるかも知れませんね。

     空腹も満腹もない。あるいは感じない。それでも味を楽しむために食べる。あるいは、周りと違うことが認められなくて食べる。ここの参考は私です。
     永は自分の言う通り模倣した心しかないのか、それとも見出せないだけなのか。それはこの物語のテーマでもあります。

     エマは『不思議』の塊ですからね。
     その謎が明かされるのは……まあ、まだ先です。

     次話からのミラーとの戦いは、その場に立つ者にとって『証明』のぶつかり合いです。その果てに何を掴むのか、何を見出すものとは……

     それでは保紫 奏杜様。
     満たされざる者と満たされた者、その矜持のぶつかり合いへ、ようこそ。