コメントさせていただきます。雨咲と言います。
主人公の特殊な精神構造に興味が尽きません。
振る舞いや情動は、自我を持たない器械のようにも見えますが、人の生き方に関心を抱いてる様子は、生まれたての赤子のようにも見えます。
ジャックに自身の人間性を暴かれたときに浮かべた笑いは、他人に自分を理解してもらえたことへの喜びからなのか、それとも精神異常者と言われたことへの自嘲の笑いだったのか。
何者なのか、とても気になって仕方がありません。
作者からの返信
またのコメントありがとうございます。雨咲さま。
主人公の精神構造は確かに異様ですよね。
主人公自身もそれは自覚している様です。……その自己評価が正しいものはさておき。
彼女は何者か、それはこれからのお楽しみです。
雨咲さまという読者を持てて、私はとても嬉しく思います。
評価もありがとうございました。
また気軽にコメントしにきてください。
それでは、『心』を巡る物語を一緒に味わいましょう。
編集済
肉体的な、戦争。
今はアメリカと中国(かなりアバウトにかこっていますが、資本主義に、染めたい、アメリカと共産主義の最後の砦、中国)が情報等で、コロナを用いて、戦争をしている。と勝手に思い込んでいます。(たまにですが)
思想、主義の違い、戦争について、考えれました。ありがとうございます。
後、狼の群れは驚きました。驚嘆する想像力です。
作者からの返信
いくつものコメントありがとうございます。
そうですね。見方を変えればそのような構図も見えてきますね。
戦争の形は直接的なものだけではありません。サイバー戦争だって起こっています。
狼の群れは象徴の解釈を変えて描いたものでした。褒めてくださりとても嬉しいです。
また気軽にコメントしに来てください。
自分たちが正しいと思っていると戦いが起こる。
そうすると皮肉にも一般の人々にも影響してどちらの正義も、またはどちらかの正義を悪として捉える人々もいる。
もうこれはどうしようもありませんね。
ただ、一つ言えることは絶対の正義はなくて、あるのは個人の絶対の理想。
過ぎることを言えば平 清盛の「平家であらずば人にあらず」
自分が理想とする民以外は自分たちの国の民ではない、ということが起こってしまうことを思いました。私の作品のラスボスは大体、こんな感じです。
そんなことを思いました。ありがとうございます
作者からの返信
戦争は古来より人間によって繰り返されてきた暴力を伴う闘争であり、征服や国防などの政治的な目的を達成し、国家を変革し、財産や人命を失わせる政治共同体間で生じる関係の一形態です。
最初は平和を目指していてもそこには各々の『正義』があり、それを競うことが目的となってしまう。
そういう世界が変わってくれればという、私のメッセージを僅かながら込めさせていただいた話でした。
ジャックからの夢の試練が終わりましたね。
無事、情報を買うことができそうで良かったです。
永の戦争への考え方には自然と頷いていました。
「どちらも彼らにとっては正義」で「勝った方がより正義を確定させる」
そうなんですよね。どちらも正義、だからこそ、戦争は不毛なのだと思います。
ジャックのように真っ直ぐな性質の者からすれば、永は理解し難く「気に食わない」相手だった。それが、永の話を聞いて「信用する」と言ったのは、永が自身のことをジャックに知ってもらおうとして話をしたからなのでしょうね。まだ気に食わないけれど、気に食わなくなるまで見守りたい、そういう気持ちに変化したのだと感じました。
永が「楽しさ」や「幸せ」を見つけられることを願っています。
また時間を見つけて続きを楽しませていただきます。
作者からの返信
ようこそいらっしゃいました。お待ちしておりました。全力でもてなさせてもらいます。
正義はとても難しい概念ですよね。永はそこに自分なりに答えを見出しています。しかし、永は『参加』すればまた違う答えを出すかもしれません。なんせ、彼女は『納得』はしていますが『同調』はしていないのですから。あと、幼いですから。
ジャックの心は次話で明かされます。保紫 奏杜様の抱いた印象が正しいのか、どうか次の機会にご確認ください。しかし、『まだ気に食わないけれど、気に食わなくなるまで見守りたい』と感じたことには驚かされました。それはかなり後で明かされる隠されたメッセージの一端でしたから。その洞察力には心底敬服いたします。いや本当に、作家殺しと名乗っても良いのではないでしょうか。感服です。
永がこの後何を得るのか、どうか見守ってあげてください。きっと彼女は変わります。良い方にも悪い方にも。
その『心』こそ、人が求め続けながら、いつの間にか手に収まっているものかもしれません。