応援コメント

第5話」への応援コメント

  • 5話まで読ませていただきました。
    永の千里眼は性別や血液型まで視えるんですね。どういうふうに視えるのでしょう。魔力を通じて得た漠然とした認識が永の頭の中で確定事項として浮かぶのでしょうか? それとも文字として読み取るのでしょうか。この能力が成長していけば、大変興味深く、恐ろしい能力になりますね。
    魔術については、きちんと準備をする必要がある、という設定には好感を持ちました。やはり何かと制約がある方が、私としては楽しめます。

    ルシルは規格外な魔術師なのですね。そこまでになるにはこれまでに色々とあったのだろうなと想像します。
    超個性的で癖があり、一緒に住むにはなかなかハードそうな方ですね。老婆心ながら、ちょっと永の副流煙を心配してしまいました。

    ジャックはこれまた面白い人物でした。竹を割ったような性格というか、それ故、敵を作ることを厭わない危うさもありますね。
    ルシルの荒れたバーから一転、整えられた綺麗な住居に驚く永が、素直でなんだか可愛らしかったです。
    ジャックが永に仕掛けた試練の夢、途中、準備が整っていないのは面白いですね。それにしても、夢の中で、更に夢を創るとは! 

    準備の整った夢が戦場へと変化し、更に先が気になりますが、今夜はこれにて失礼します。
    また時間を見つけて、続きを楽しませていただきます。


    作者からの返信

     返事が遅くなり申し訳ありません。
     再び足を運んでいただき感謝いたします。

     永の見えている世界の色は、通常でも10億色を超えるというとんでもないものです。永の眼は時にそれ以上の色や認識できないはずの形、さらには波長や法則が視覚という形に無理やり嵌め込まれます。千里眼は関係あるものを視る能力。その《関係あるものが視える》の『関係』はきっと通常の視覚に頼るしかない私達では想像すら難しいかもしれません。この眼の更なる力は10話あたりで明かされるでしょう。お楽しみにしていてください。

     ルシルはまあ、頼りになるダメ大人のイメージです。それも世界最高峰の能力かつ迷惑さもチョモランマ並。
     実は一人の時以外は煙が広がらないようにしていたり、常識人なのかそうでないのか、わかりずらい人物です。その本質は乞うご期待。

     ジャックの性質は羨ましい限りです。少なくとも私にとっては。しかし本質を知ると…… 保紫 奏杜様はどう思うでしょうね?
     ジャックは実は大魔術使い。その凄さは今後明かされます。その本質も、9話あたりで明かされたり。

     求める者が試されるのは世の定め。まして、求める者が『哀れ』ならば尚更の事。
     どうか時間のある時にでも、とある『幼子』とそれを取り巻く人々の軌跡をお楽しみください。
     『心」への扉はまだ閉ざされ、鍵たる『愛し子』は竜と精霊の手の中です。

     『神秘』と向き合う物語を、どうかこれからもよろしくお願いします。

  • 企画から来ました。
    場面の描写がじょうずで。人物の会話が生きてるなと思いました。

    描写が苦手なのでとても参考になりました。

    作者からの返信

     お立ち寄りいただきありがとうございます。
     描写を褒められるのは嬉しいですね。参考になったのならば、とても誇らしいです。

     それでは最後に。

     『心』求める物語へようこそ、彩理様。

  • 戦争の夢。
    これから、なにが起こるのか。
    また機会があれば読みに来ますね(。・ω・。)

    作者からの返信

     戦争は今注目されているテーマの一つでしょう。
     それをどう表現するのか、それはとても悩んだ所です。

     魔術の世界は複雑怪奇。
     そのカタチをどうかご堪能ください。

     コメントとても嬉しかったです。またお越しください。
     そう、複雑怪奇な人の心を楽しみにしながら。

  • 奥が深い作品です。読んでいると、まるで霧の中の街を歩いているかのような感覚に陥ってしまう…そんな不思議な物語。

    魔術という異質な力を使うには、普通はそれまでの過程が必要となる、という描写もリアリズムがあっていいです、それだけルシルの特異性が目立つし、巧い書き方で参考になります!!

    作者からの返信

     奥が深い、そう思っていただけている事に感動を覚えています。
     この物語は一人称。
     それに厚みを持たせるには、私がどれほど主人公の見ているものを解しているかを問われているかに等しいです。
     それを褒められるのは至極の喜び。
     リアリズムがあると言っていただけたならばその喜びも天元突破。
     魔術という原理、起源、信仰を使うにあたっての苦難を報われた気持ちになれました。

     主人公が求めるものは何か、それは7話辺りから明かされます。
     無論、ヒントはありますが。

     また気軽にコメントしに来てください。丁寧におもてなしさせていただきます。

     それでは、神秘渦巻く物語をどうかご堪能ください、伍拾 漆様。

  • 『批評でレベルアップしよう』企画に参加していただき、ありがとうございました。

    個性的なキャラたちを散りばめながらも、地の文の爽快なテンポで話を進める作風には、驚かされました。

    意表を突いた場面転換と謎めいた発言や世界観は、作者様の読者を引き込む能力を存分に発揮している部分だと思います。

    ですが、その弊害として全体像が不明瞭な様に見受けられました。第5話でこういった指摘はナンセンスだと理解していますが、個人的には、もう少し世界観を詳しく知りたいと思いました。

    他の方のコメントへの返信で「展開が遅め」と書かれていましたよね。私自身も自作は展開がかなり遅く、読者に呆れられてしまうことが多々あります。ですが、私と違って作者様は魅せる力があるので、そこにテンポの邪魔をしない程度の内容補足をもう少し足せば、さらに良い作品になると思いました。

    作者からの返信

     ご意見ありがとうございます。大変ためになりました。
     企画に参加して良かったと思います。


  • 編集済

    感想の書きようがないほどに引き込まれていきます。
    ちょうど集中力がきれたかなー(私のです)と思った頃に、次章へと移り変わるので、読みやすいです。
    右寄りでもなく、しかし強烈な右の証明(表現が下手ですみません。)があり、大変勉強になります。やはり僕はいい意味でのユーモアのセンスをかんじてしまいます。
    中島らもさんのようなユーモアです。たとえるのなら...
    僕は、純文学 太宰治さんや谷崎潤一郎さんや小川洋子さんや藤原新也さんや、花村萬月さんなどを好んで読みましたが、若い頃は一気に読めたのですが、今は、だれのどの作品を読んでも。途中で集中力が欠けて休んでしまいますことを、ご了承ください。

    こちらの作品は大変におもしろいです。

    そうそう、村上春樹さんの海辺のカフカのようなファンタジー性があるとかんじてしまいます。

    作者からの返信

     まさか…… 村上春樹さんの海辺のカフカに例えてもらえるとは思いませんでした。
     感動で胸がいっぱいです。

     これからも気軽にコメントしていってください。
     それが私の励みとなります。

  • 読み合い企画から来ました。
    夢に入ってすぐに反響定位を試すのはビックリしました!
    夢なのにその方法を取るのかと、現実を再現した夢の精度。
    その両方の意味でです。

    作者からの返信

    お立ち寄りいただきありがとうございます。
    そうですよね。夢の中で現実の能力が使えるのは、ジャックの魔術の凄さを伝えようと思ったためです。
    これからも精進していきますので、お付き合いいただけると幸いです。