自主企画「第1話を称える本棚」から拝読させていただきました。
読み進めながら「私」も経験した、しかしそれとはまた異なる世界観の崩壊を体験させていただきました。「あらすじ」が極限まで削ぎ落とされていたのもこの効果を緻密に計算されての事と拝察し驚嘆致しました。明らかに私達とは異なる「私」が平等に不平等な現実を受け入れ行動によって抗おうとする様には、「私」と同じ私達にメタファーとなって哲学的な訓示を与えていただける予感が漂い、是非とも続きを拝読させていただこうと思える素晴らしいプロローグと感じ入らせていただきました。
この度は企画へのご参加に心より御礼申し上げます。どうぞ今後とも益々のご活躍を祈念申し上げております。
作者からの返信
企画に参加させていただいたこと感謝いたします。加えてこのようなコメントと星をもらえたことは、至上の喜びと感じています。
そうですね、『私』は『私」という存在であり、そして見る者が投影し追憶するための鏡でもあります。故に、価値観と認識の崩壊、すなわち世界観の崩壊は少なからず起こるでしょう。
『楽しく』、そして『幸せ』に生きたい。それは多くの人々の望みであり、ある意味理想です。しかしそれが最初から与えられることも理解することもできない存在が求めることは果たして正しいのか。はたまた求めることすら愚かしいのか。崎谷 和泉様はどう思いますか?
私もこれまでよりいっそうの努力と研鑽を積んでいきたいと思っています。
お互い長くも短い生の中で、物語という世界を描いていきましょう。
それでは最後に。
『心』を見つけ『面白おかしく生きる』ことを望む『私』の物語にようこそ、崎谷 和泉様。
こんにちは。
第一話からとても興味深いお話でした。
文章力が高く、とても読みやすいです。『私』がどんな人物なのかと引き込まれました。彼女の考え方に共感する部分も多く、そんな彼女が考えを変えることになった原因を知りたくなりました。そして『私』が置かれた現状――衝撃を受けました。納得です。突然にこんな状況になれば、今までの概念が吹き飛びますね! それでいてなかなか肝が据わっているようで、『私』に好感が持てました。これからどうなっていくのか、そしてこれから『楽しく』生きるために、どんなふうに藻掻くのか? この先も、遅読ながら楽しませていただきたいと思います。
作者からの返信
お立ち寄りいただきありがとうございます。
このプロローグは物語の根幹であり、『私』の中に刻まれた始まりの記憶でもあります。それとも、以前の常識の崩壊と言うべきでしょうか。
『私』に共感できたのならば、きっとその軌跡は保紫 奏杜様にも好ましいものとなるかもしれません。あるいは、あまりにも理解し難い愚行と映るかもしれません。
『私』の置かれた状況。そこでこのような感情を抱いた『私』に、保紫 奏杜様は衝撃と納得を得ました。
私から言うとすれば、『私』に好感を持った保紫 奏杜様がこの後どう感じるのか、それがとても気になります。
これは『心』を求める物語。
踠き、足掻き、どこか諦観しながら進む『彼女』を、どうか見守ってあげてください。
それでは最後に。
『心』を見つけ『面白おかしく生きる』ことを望む『私』の物語にようこそ、保紫 奏杜様。
企画から来ました。
私の知り合いにも、他人を冷たい目で見ないようにと通知表に書かれたヤツがいました。なので、彼は、こんな気持ちだったのかなって想像しながら読み進めました。だからと言ってはなんですが、とても興味深いお話ですね。
続きを読ませて頂きます(。・ω・。)
作者からの返信
お立ち寄りいただきありがとうございます。
浅学な私の作品に興味を持っていただいたこと、心より嬉しく思いました。
この物語は『心』を求める物語。
それは星埜銀杏様の心に映されて初めて完成します。
……尤も、展開が遅いことが難点ですが。
そんな作品ですが、少しずつでも読んでいただけると幸いです。
それでは最後に。
『心』求める物語にようこそ、星埜銀杏様。
企画に参加いただきありがとうございます、尾野ミノリと申します。
主人公の独白も登場人物の会話も非常に読みやすいのに作品全体の根底に流れる薄暗さを損なっていなくて非常に面白いと思いました!
ゆっくりですが追わせていただきます!
作者からの返信
お立ち寄りいただきありがとうございます。
こちらこそ、企画に参加させていただいたこと感謝申し上げます。
やはり物語は掴みが肝心と思い力を入れたので、そのように言っていただけるととても嬉しく感じますね。
この物語は『心』を追う物語。それは尾乃ミノリ様の心に映されて始めて完成します。
また気軽にコメントしに来てくださいね。
それでは最後に。
『心』追う物語へようこそ、尾乃ミノリ様。
企画から来ました。雨咲と言います。
とても引き込まれる導入で、読んでいる時は、息をするのも忘れてしまうくらい集中していました。
プロローグ内に散りばめられた疑問点(主人公は何者?声を掛けた女性は誰?この後、主人公はどうなるのか?)や語り口から垣間見えた作者様の哲学に深い感銘を受けました。
是非とも、作品を追わせていただきます。
作者からの返信
お立ち寄りいただきありがとうございます。
物語は作者の鏡であり心だと私は思っています。故に、雨咲さんの言葉は私にとってとても嬉しいものでした。
そして、この物語は『心』を巡る物語。
それは雨咲さんの心に投影されて初めて価値を持ちます。
また気軽にコメントしに来てください。
それでは最後に。
『心』を巡る物語へようこそ。雨咲さま。
編集済
企画からきました。
ぼくはヒンドゥー教のシヴァという神のサドゥーです。(修行者)
尿管カテーテルも受けたし、頭を斧で割られたこともあります。
ただ、くらべることではないのですが、あなたのほうが、酷い目におあいになられてるようですね。
文章からは陰を感じました。
楽しむためには、自分の好きなことをする。
共感です。
楽しかったです。
フォローさせていただきます。
追記しておきますね。
ヒンドゥの神にガネーシャという神がおります。
誕生秘話には、諸説あり
象が交尾をしているのをみた、シヴァと奥様が、興奮して象に変身して、愛し合った結果、産まれたのがガネーシャだと言われています。
参考までに。
作者からの返信
お立ち寄りいただきありがとうございます。
文章から陰を感じるなんて……さすがとしか言えません。
タイトルの共感していただけたことは嬉しかったです。
気が向いた時にでもまたお立ち寄りください。
インドなどの神話も読んでいるのでその説も見たことはありました。
こういった知識も楽しいものですよね。
最後に、コメントやレビューを送っていただきありがとうございました。
自主企画から参りました、虹空天音と申します。自主企画に参加いただき、ありがとうございます。
始まりの1話から、今まで私が読んできた小説とは何か違うものを感じました。題名からもすごいひかれましたし。
これだけ☆と♡がついているのも納得できます。では、またどこかで。
作者からの返信
お立ち寄りいただき感謝いたします。こちらこそ、参加させていただきありがとうございます。
プロローグは、彼女の原風景の一つですから、一人の人物の内面そのものが誰かの心に訴えかけるのは、当然なのかもしれません。それが伝わっていて嬉しいですね。
これだけの評価、勿体無いくらいです。
私は、いつまで私でいられますかね……なんて、これはつまらない想いですので、軽く受け流してください。
はい。また、何処かで。