第3話 変わった日常
あの日デルタさんが戦った獣は魔獣と言うらしい姿形は普通の獣と似ていても違うのは倒したら肉や牙、爪が残るのではなく石が残ると言うだけだったほかの街でも同じような事がおき滅びてしまった街もあるそうだしかし幸いにもこの街は高い壁修復して更に強度をました門によってそれらの襲撃などを受けることなくまた平和な日が何年か続いたこのままこの街で過ごしていくのもいいが僕は旅立とうと思う
「姉さん、デルタさん行ってきます」
最後のお別れを済まして今日僕はこの街からでる別に王様になりたいだとかそんなことを考えている訳じゃないあの魔獣によって死ぬ人が少しでも救えるなら僕はそれを救いたいそう思って1歩を強く強く踏み出すさぁ門は目の前だ背中には干し肉や乾パンといった非常食そして右手にはデルタさんが使っていた名も無き槍が握られているドランさんは
「本当に行くのか?お前程のもんが衛兵になってくれたらこの街はずっと平和なままなんだが」
「でもこの街にはドランさんがいるから大丈夫だよ!」
「ぁぁまぁなんだ後のことは任しとけ帰ってきた時にありませんみたいな事にはさせねぇよ」
そう言ってドランさんはドンと胸をはった
「じゃあ行ってくるよ!」
そう言って門を出た。ここからが1人でも魔獣から人を救おうと戦っていく少年の物語の始まりだ!門をでてから10分としないうちにグレーウルフいっても普通の狼のような魔獣に囲まれた
「グルルルゥ」
「4体くらいかな」
そう言ってシンはなき義兄デルタの槍を手に持った1匹のグレーウルフが腕を食いちぎらんばかりに口を開いて飛びかかってくる
「この数年間練習し続けた槍を今見せてやるぞ!!」
そう言ってシンは槍を飛びかかってくるグレーウルフの腹の下から突き刺した
「ギュッッッ」
そう悲鳴にもならないような声を上げてグレーウルフは倒れて石になったちなみにこの石は魔石といって白、青、紫、金色、赤色、黒色といった順で価値やつよさが変わってくる今倒したグレーウルフは白色だ
「まず1匹!」
そういったシンはどこか笑っているようにも見えたこのまま残りのグレーウルフを倒しシンはまたまだ街も何も見えない道を歩き始めた
変わっていく世界と1人の英雄 @takataka23
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