悪の組織の損害保険制作秘話:最終回までのお話

この度、色んな方に読んでいただき有難いレビューや応援コメントまで頂戴して

読む特撮検定みたいな側面も併せ持った作品として作って行った

「悪の組織の損害保険」、完結させる事が出来ました。


設定を練るのとストーリー上の狂言回し、現代の流行とかを混ぜこぜにして

書いててワケわかんねえとなる事も重なりましたが

いちどストーリーを動かすと自然と1話出来上がってしまうという

不思議な事が起こった!の連続で

私が作品に育てられたという気持ちで一杯です。

別に人間性はケセラセラ(なるようになる)のまんまで

いい加減なまま過ごしてますが(笑)


カクヨム様で書かせていただいてる以前にも

売れないお笑いネタを捻りだしたりしましたが

「オチとか結末を考えてから書く」って言うやり方でお話を作っていると

ストーリーは作りやすいと感じます。


ただ、登場人物を増やしていく中でどんどん中弛みしていく事に

ちょっと不安を募らせていたのも事実です。

どんな事も諸行無常。変わらないモノは無いし

進化を続ければかならず終わりが来るんです。


もっと損害保険に関して勉強するべき事とか

そこから始まるアイデアはあるかもしれませんが

それこそ中弛みの元になると思い完結に至りましたが

最終章のシナリオ書いてる時は

別に超大作でも無いのに「辛い」と言うか

物悲しさがこみ上げてきたというのが正直なところです。


この作品には秘かに友情、努力、そしてちょっとだけの勝利と言った要素を入れて

不遇や不景気、そして正義を勝手に名乗るヒーローの襲撃に立ち向かう悪の組織を通じて現代社会を風刺した・・・筈の内容が多々散りばめられてあります。


特に昨今は人と人との触れあいが例のウィルスで絶たれている中で

孤独、社会からの孤立をきっかけに暴挙に出てしまわれる事件が頻発しています。

私もリーマンショックからの就職難を経て

あまり言いたくはありませんが酷い目に遭ってきました。

だけど色んな人との出会いやふれあいを通じて

「誰でも色んな形で苦労している」と感じ

「みんな違って当たり前」と言う事を肝に銘じ

優しさを忘れない様に心がけています。


特に根拠はありませんが不満や愚痴や怨みを持っていても

それはいずれ己に還ってくるか自分を滅ぼす負の存在でしか無いと思います。

お笑いテイストに書いた「悪の組織の損害保険」ですが

常に現代社会の事を思って書いてたりもします。

誰も傷つかない世界と言うのは難しいですが

この作品を通じて1人でも笑ってくれたらとても嬉しいです。

長文駄文失礼いたしました"(-""-)"

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悪魔の創作鍋:駆け出し物書きのレシピ 滝川ヒロキ @Builder_Takuya107

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