多様性とか悩みの世界

言葉と言うのは誰かに語り掛けてるとしても

自分に問いかけてる側面があると思います。

私が物書きで無駄に長くて面倒くさいのを書く間にも

文字に起こした時に「今、自分の内面を表に出すけどいいのか?」

って言う確認ボタンがポップアップします。


「悪魔の徒然草」で書いたと思いますが

アウグストゥスの格言に「食べ物を選ぶ様に言葉を選べ」

と大昔からの言い伝えがあるのですが

私の思ってる事はさておいて良いので、何だったらどうでも良いので

「食べ物と言葉を選んで生きろ」と言う格言だけは

多様性が著しい中で鬱滞してる価値観を解す活性剤となってくれたら

嬉しく存じます。ですが多様性を連呼し過ぎて意味が破綻して

それを言論の自由とか「みんなそう思ってるから」

そんな無責任な言葉がまかり通ってしまって

昔の匿名掲示板の時代より飛び交ってダイレクトに来る時代。

アカウンタビリティー(誰が責任を取るか)が欠けて

暴走を繰り返してるのが昨今の嘆かわしい世相。

いつだって誰かのせいにして怒りを転嫁する人が一定数居ます。

もう、一つの街で一定数必ず交通事故が起こる

損害保険の大数の法則に近いモノがあります。


話が逸れましたね。

「多様性」って言葉、商売や創作物。そういった「賞味していただくモノ」

に関してはどんどん進化が見込める要素だと思います。

しかし多様性と言う言葉が独り歩き、一方通行になると

また人の価値観が変わって別の流行が来る・・・

人間はそうやって変化していく時代に即して

臨機応変にライフスタイルを変えられるでしょうか?

「普及していく」事柄に対して「受け入れる」側の価値観って

人それぞれ容量みたいなのが違うと日頃から思っています。


日頃から情報とか物事って受け止めきれない程飛んで来ると思います。

だけど全部取ろうとすると疲れる。だから賢く最低限必要なモノだけ取ろう。

うーんやっぱり疲れるぞ・・・この疲れこそが悩みの種だと感じてます。


私はそういう疾患を患ってないので間違いがあったら何ですが

現代の鬱病とか発達障害の方と言うのは

「色んな情報に気付く事が出来る能力が高い傾向にある」と思います。

人一倍神経を使うエネルギーで一日頭が休まらない方も居られるでしょうが

言い換えれば情報の宝石箱。ひょっとしたら凄いアイデアとか構想が頭にあって

情報量がパンクしてるから生命力みたいなエネルギーが

一般人より必要なだけかもしれません。

普通に生きてる間にも自分のライフイベントで必死なぐらいが丁度良いです。

誰かと比べる必要はありません。


良く、「生き辛いとか鬱なのは甘えてるからだ」と言う心無い言葉が

ネットで行き交って、みんな自分勝手言ってるように見えますが

「いろんな情報を得る感受性の高い傾向にあるんですよ。」とレスされた途端

「そういえば、自分も憂鬱になる事多い」ってコメントが多くなるという

なんともいえない匙加減になった某掲示板のスレッドを見かけた事があります。


それが何かのエビデンスと言うワケではありませんが

他人に無神経に口出しするタイプ、当たり前の様に中傷するSNSのユーザーは

つまるところ、自分に自信が無くていつも劣等感を抱えて生きている・・・

他人と比べて自分の方が優れてる。頭が良いというのは

お勉強のテストの世界の話だけで、本来は人に順位なんてついてない。

ひょっとしたら本当に悩んでる方より不幸な人なのかもしれません。

不幸な人間は更に不幸な者によって慰められる。イソップの言葉です。


毒がある言い方になりますが、何かを憎んでるのって

自分の中にあるコンプレックスが滲み出たモノでしかないんです。

誰かを嫌ってる時は自分も嫌ってる。自分を好きになれてないワケで・・・

結局、言った事って自分に還ってくるように感じます。だから私は日ごろの生活でも

溜め息を深呼吸に変えて、愚痴とかも極力零さず、我慢する方です。

良く周りから「それ、鬱になるぞ。」と指摘されますが今のところは健康体。

少なくとも誰かの苦しむ背中に胡坐をかくような悪人にはなりたくありません。

何でも映画やお笑いの出来事に例える様にしてます。

誰も傷つかない世の中になる事を願う一方です。


世の中が弱肉強食な部分って残念ながらあります。

奪う側に回って楽になろうとしている人が居るんですから。

私はただ生きていたいだけ。世界を面白い視点で見たい。

その為だけにしょうもない散文を書きまくってます。

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