現代ファンタジーはリアルと共にある
主に現代ファンタジーの様なモノを主に書いてるワケですが
異世界モノで転生して神様から何か与えられて
得られたスキルを意外な事に使って
物語の味付けにする。そういった作者さんの発想力には舌を巻きます。
私が書いてる「悪魔の徒然草」と「悪の組織の損害保険」。
違う様でコンセプトは同じだったりします。
テーマは「世知辛い」と言うトコです。
非現実的な存在なんだけど何となく現代社会の風刺と言うか
世の中に渦巻いてる曖昧なテーマ。生きる事って何なのか。
何のために生きてるのか。本来人それぞれ違うのに
時代に踊らされる消費者であり続けてる事。
これを買わないとライフスタイルが崩れると言う強迫観念で
生きていく事の本質からどんどん逸れていく・・・
この世界が性善説・・・人の良い所から見る世界であれば平和ですが
そうでは無かったりします。普通と違う人が居たら疑って掛かるのは
人間の性と言うモノでしょう。防衛機制みたいなモノです。
人は他人を勝手に採点します。自分の中にある「普通」の物差しで・・・
ただ、「悪魔の徒然草」では「じゃあ普通って何だ?」って言う観点から
性善説の無くなってるこの世の中を10万33歳の悪魔が指摘していきます。
現代の競争社会では他人と比べる事が日常ですが
劣等感から他人を自分より上か下かで判断してる人が多い様に感じます。
要するにその段階で切磋琢磨じゃありませんね。
コンプレックスから反骨精神で成り上がる人も居るでしょうが
結局人の強さって言うのは経験値の積み重ねもありますが
その原動力は本人から湧き出る無限のエネルギーだと思います。
逆境の中で恐怖を感じたなら恐怖に打ち克つ事で未来が開ける。
私はそう信じています。宿命ってそれこそ人それぞれですから。
本編で悪魔さんも語っていますが答えは自分の中にあって
自分で見つけ出さないといけません。
心の整理をしておかないといつの間にかキャパシティが狭まっていって
行動力が削がれていく。生きてる間に何を見つけるかは分かりませんが
己の目に見えるモノ。感じたモノに対して想像力や感性を働かせないと
答え的なモノには辿り着かないと思います。
別に何者かにならなくていいんです。
みんな違って当たり前の世界に生きてるだけで素晴らしい事だと
言い張れたら明日も生きようと思えたりするわけで・・・
産まれてこの方「生きてて楽だ」と思った事は一度だってありませんが
多様性のある昨今の世界にはチャンスで満ち溢れてる。
そう期待すると要らない心配事って不思議と消えていくんですよね。
基本、心配事するぐらいなら物書きだったりトイレ掃除するだけでも
かなり気分が変えられると思います。
10年後の自分を見据えるプランとかビジネスでは良く語られますが
このご時世なんて明日どうなるかも分かりません。
例のウィルスが無くても明日不幸な事に死んでしまう確率はゼロじゃない。
そもそも宇宙単位で言えば地球なんて砂粒よりも小さいんです。
どんなにお金貯めていたって全て宇宙の気まぐれ定食ですから
未来の事考えすぎて憂鬱になるのはハッキリいって損です。
だから明日の事も考えずに散財しろってワケじゃありませんが
面白いと感じるモノを主体的に取り組んで行きたいモノですね。
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