プロとアマチュアの差



 プロだなって感じた無雲さんのエッセイからです。


 かってに抜粋してごめんね。


『アーティスティックに個性的で独創的な作品を作るのもクリエイター、商品として機能すべくニーズに合わせて使い勝手に特化した作品を作るのもクリエイター。どっちもクリエイターだと思うんですよ。

 私はね、これでお金を生み出していきたいから『職人』になりたいわけです。職人は後者のタイプのクリエイターですね。でも、たまには個性を前面に押し出したのも作るかもしれません。時間と余力があれば。それがどこかでマネタイズできたらそれはそれで嬉しいと思います』


「続・無雲の生態~社会復帰して社会の荒波の中奮闘してます!編~」

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054893792253/episodes/16816452221379672689



 ブレブレの私ですが、カクヨムにいて、こういう文章を拝見するたびに、頑張ろうと思います。


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 私、小説を書いてますが、でも作家と書けないです。書籍になっていないし、お金も稼いでいないから。プロである作家とは、それで稼ぐことができる人と思って頑張っております。


 まあ、ときに、ゴッホみたいな方もいますけど。

 生前は全くお金にならない絵を何枚を書き、それが今では、サザビーに出れば、何億の価値を生んでいる。


 タイムトラベルができたら、ゴッホのところへ行って、教えてあげたいくらい。耳を切り落とす必要なんてなかった。あなたは未来で最高の栄誉を受けていると。

 しかし、一方、彼の素晴らしい絵は、彼の悲運な生涯を知ることで、さらに価値を生んでいるのじゃないかとも思うのです。


 ゴッホの影に、多くのゴッホが隠れているのかもしれません。人知れず生涯を終えた天才が、きっといたことでしょう。


 話が逸れてしまいました。


 残念ながら、そういう才能のない私です。

 だから、無雲さんのように、私も職人作家を目指して頑張ろうと思います。ただ、少しだけ困ったことに、現在、カクヨムで主流内容の作品を書きたくない。


 でも、極力、寄せるようにがんばりたいです。


 ともかく、書いて、そして、いつか作家になれることを夢見て、今日も、自分の文章に向き合っております。


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 今日はエッセイづくしで。


 

『友人のお父様の束縛が酷くてね……。

 友人は、弟君二人と彼氏の家族のご協力を得て、結婚の為に家出。

 勿論、お父様の捜査?の手は、私の所まで来たけれど……。

 本当に行き先を知らなかった私は、ただ正直に「知りませんがぁ~」っと。

 事前に、迷惑かけるかも?だけれど心配無用って連絡は貰ってたしね^^

 暫しの一人暮らしを満喫した友人は、めでたく結婚^^』


 現在書いてる小説。

『超天然っ子がSNSで婚活。相手が「ざまぁ」する結婚詐欺師か、まさかの優良物件か。超過保護母がブチ切れそう!』

 https://kakuyomu.jp/works/16816452220270861880


 過保護母によって根こそぎ自我を削り取られた娘が婚活。SNSで知り合った太郎くんとのドタバタをコメディータッチで書いております。


 上記は、こちらに書かれた、ことさんからのコメントです。


 リアルでも、こういうお嬢さんはいて、親からの束縛から逃れるために七転八倒していることがあります。



 昔の親、そして、社会が、今よりさらに束縛が強かったと思います。

 そんな中で、女性にとって結婚は愛情よりも目的になっていきます。


 さて、その後、親の言うままに結婚して幸せになったかと結論は……。

 私の知り合いにもおりました。


 親の反対を押し切って結婚した女性。親の反対にめげて、相手と別れ親の言う男と結婚した女性。


 どちらがしあわせな結果になったかというと、どちらも……、という曖昧な結果しかないのです。

 押し切ったほうは親の意見が正しかったと思い、言われる相手と結婚した相手は、昔が良かったと後悔する言葉を聞いて、私は驚きました。


 それは、結婚ではなく、自分の人生そのものに落胆しているようです。彼女たちは理想が高すぎるのかもしれない。どこにもいない青い鳥を今も探しているようです。


 一方、好きな相手と両親や友人に祝福されて、平凡に結婚しても、だからといって、順風満帆とはいかない。



 私には、人生がわからなくなることがあります。


 こうした実に曖昧な人生、小説にはなりにくい。とくにエンタメ系のライトノベルには難しい。明確なエンディング、ハッピーエンドあるいはバッドエンドがないからです。


 人生の中途半端な結論など、誰も望んでいない。


 結局、実際の人生を生きることは、なかなかに大変です。

 ただ、大人になると、心の奥にその大変さを秘め、がんばっていくしかないのでしょう。


 小説を書くというのは、その人生の断片を文章にすることなんでしょうか?

 過去にあった、『私小説』という分野は自分の人生を切り売りして、血を吐く思いで書かれたものでしょうが。


 ライトノベルに求められているのは、こうした人生の断片を加味しながら、それをエンタメにして、スカッとする物語だと思います。



 小説、それは、現実に似た嘘なのか、嘘に似た現実なのか。


 書いた作品には小説であれ、エッセイであれ人柄が滲みでます。


 でも、表れているようで、嘘なんです。なぜって、人は自分にさえ嘘をつく生物だから。

 こうありたいという理想と現実はあまりに違う。中途半端なことが多い。運命は人に対して、あまりに無関心なもののようです。


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 最後に、皆様、勝手にエッセイなど使ってごめんなさい。

 差し障りがあれば消しますので、ご遠慮なくおっしゃってください。


 追伸

 今日、肥前ロンズさまのエッセイに私のことが書かれていて、そのあまりな素敵なに感動しています。そんな作家になりたい理想を文章にしていただいてありがとうございます。とてもうれしかったです。


「いとおかし 2」肥前ロンズさま著

https://kakuyomu.jp/works/16816452221066471034/episodes/16816452221477909558

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