応援コメント

第38話 聖夜の演奏会(その4)」への応援コメント

  • 歌にせよ楽器にせよ『音楽が演奏されているシーン』を文章で綴った場合…
    読みて側で『そのシーン』に対するイマジネーションをどれだけ膨らませられるのか…
    歌や楽器の経験のあるなしに拠り、分かれるケースもあると存じます。

    然しながら、Youlifeさんのこの“紡ぎの調べ”の描写は…
    『そんなスキル』とは無関係に、どなたが読んでも光景が豊かに広がるのではないのかと感じております♪

    ピアノくんの撤去を阻止できる人、一人だけ居てますよ。
    小川です。
    彼、実はこの演奏会を密かにどこかで視聴していて…
    感動で心を入れ替えて…
    「ピアノの撤去は白紙にするから、俺にも一曲弾かせてくれ…」
    なんて、頭を下げて来る…

    だったらええのに(笑)

    作者からの返信

    零さんのおっしゃるような「イマジネーション」を膨らませること、なかなか難しいですよね。
    僕は楽器は演奏しませんが、音楽を聴いて色々場面を想像しながらそれを文章にしている、と言う感じです。「どなたが読んでも光景が豊かに広がる」との感想、とても嬉しいです。

    ピアノ撤去を阻止できる人物、おっしゃる通り、それは小川でしょうね。
    どこで聴いているのでしょうか? とりあえず自分が憎まれているのは本人も知っているでしょうから、近くには居ないような気がします。
    「一曲弾かせてくれ」……あ、いい線行ってますね。
    その理由は、この演奏会の後に判明しますが……。
    「頭を下げに来る」……これはどうでしょうね、一応東大卒の元官僚ですから、プライド高いし簡単には謝らなさそうですね。

  • 『花は咲く』を聴くたびに、どうしても涙が溢れそうになります。
    あれだけの大きな災害が、こんなにも優しい旋律と歌詞で表現されていること。そこに籠められた計り知れない分量の悲しみに、激しく心を揺さぶられます。
    あの曲に合わせて、羽生結弦くんが銀盤で演技を披露しているのをテレビで見たのですが、細やかで優しい表情に涙が止まりませんでした。

    作者からの返信

    aoiaoiさん、コメントありがとうございます。

    『花は咲く』に寄せる想いを綴ってくださり、ありがとうございます。
    そうなんですよね、あれだけの被害を出した震災を、優しい旋律と温かい言葉で綴っていますけど、その中には計り知れない悲しみが込められているんですよね。だからこそ、聴く人の心が強く動かされるんでしょうね。
    羽生君、この曲で演技を披露したんですね。
    彼も仙台で被災し、避難所で数日生活した経験があるそうです。身近で被害を目の当たりにし、誰よりも震災のこと、被災者のことを考えていたのかもしれません。きっと彼もこの曲に特別な思いを持っていると思います。それが演技や表情にも自然ににじみ出たのでしょうね。

  • Youlife様

     ピアノとサックスのセッション、聴いてみたくなりました(*´▽`*)
     本当に、このままピアノが無くなってしまうのでしょうか。残念でなりません。

    作者からの返信

    涼月さん、コメントありがとうございます。

    ピアノとサックスのセッション、機会があればぜひ聴いてみたいですよね。自分で書いていて、こういうセッションがあったら生で見てみたいな、と思いました。
    演奏会はとても和気あいあいとした雰囲気ですが、ピアノ撤去の期限は刻一刻と迫っています。今の所、誰も本気で阻止しようとしていないようですし、このまま撤去されてしまいそうな流れになっています。ピアノの運命がどうなるかが心配ですね。

  • マンションには東北から批難されて来た方もいらしたんですね。
    そして、一所懸命に練習したピアノを訥々と……。(´;ω;`)ウッ…

    作者からの返信

    上月くるをさん、コメントありがとうございます。

    そうですね、影山さんというおばあちゃんは、福島の事故のあった原発付近の町から避難してきました。
    彼女にとって楽しい思い出がつまった歌をピアノを弾きながら、昔のことを思い出しているのかな?と思います。
    途中止まったり戸惑ったりしていましたが、マンションの皆さんの協力もあって、見事に弾きこなしましたね(*^-^*)。

  • コメント失礼いたします。

    ピアノはいろんな曲を再現できますね。新旧の曲に、ポップス、洋楽。素晴らしい楽器だと思います。
    いい音楽に触れているからか、みなさんの心もあたたかくなっているように感じました。文章でそう感じさせるのは凄いと思います。

    作者からの返信

    烏目浩輔さん、コメントありがとうございます。

    お褒めの言葉、ありがとうございます。演奏会の部分は出来る限り演奏の様子や心情の表現などを丁寧に描こうとしています。ただ、その分ちょっと長くなってしまったかもしれませんね(汗)。
    おっしゃる通り、ピアノという楽器の表現力は素晴らしいと思います。クラシックばかりではなく、ポップスも洋楽もジャズも、その魅力を損なわず表現できるのがすごいと感じています。自分もこの作品を書きながら、ピアノという楽器の持つすごさを思い知らされた気がします。

  • ピアノを中心に交流の輪が広がって、とても素敵な時間が続いてますね。
    心がポカポカしてきますが、ピアノが無くなるのは辛いです。
    それでも皆さん前向きで、本当に良い人たちばかりで、ジーンときます。

    作者からの返信

    江田吏来さん、コメントありがとうございます。

    演奏会を通して、ピアノを中心とした交流の輪がどんどん広がっていってますね。出演者の演奏を通してそれぞれの人生や想いをみんなで分かち合い、共有していく様子は、心が温まりますね。
    ピアノは撤去されてしまうけど、マンションの住民はみんなそれを惜しみつつも前向きに考えて動いているようですね。ピアノ撤去の話が出た時、反対派の対応を博也に全て押し付けるなど無責任な所はありますが、何だかんだで結局良い人が多かったように思いますね。