編集済
貞夫さんが故郷にこのピアノを持って帰りたい気持ちが、よくわかります。病は完治した訳ではなく、ここを去って静かに余生を送る貞夫さんにとって、マンションで繋いだ絆の温もりをそのまま故郷へ持ち帰りたいのではないかと……このピアノには、温かい思い出がぎゅっと詰まっていますよね。ピアノが側にあるだけで、友達が側にいる気持ちになれるのかもしれない、と。
貞夫さんの胸の内を思うと、じわりと目が熱くなります……(´;ω;`)
作者からの返信
aoiaoiさん、コメントありがとうございます。
貞夫の気持ちを察して下さってありがとうございます。まさにおっしゃる通りです(*^-^*)。
単にピアノを廃棄から守るだけでなく、マンションで繋いだ絆の温もりが忘れられないというのもあると思います。ピアノにはマンションでの思い出がいっぱい詰まっていますし、ピアノを通して築いた友情が、余生の心の支えになると思ったのでしょうね。
もしピアノが貞夫に引き取られることになったら、ピアノも貞夫もきっと幸せな余生を送れると思います。
編集済
引き取り手が現われてくれて、ピアノにとってはよかったですが、マンションの共有スペースは穴が開いたようにさびしくなりますね。(*´ω`*)
『野ばら』『学生時代』、いずれも好きな楽曲です。🎶
作者からの返信
上月くるをさん、コメントありがとうございます。
確かに、ピアノの引き取り手が決まったとしても、マンションのロビーが寂しくなるのは変わりないですね(汗)。まあ、管理会社が撤去する約束をしてしまった以上、やむを得ないとは思いますが、何とか残す道はないものかと思いますね。
僕は幼い頃、祖母からよく『野ばら』を聞かされていました。ゆるやかできれいなメロディと歌詞がすごく印象に残っていたので、この作品でも取り上げてみました。『学生時代』も叔母が昔、歌声喫茶で良く唄っていたという話を聞きました。こちらも聞いていて胸が熱くなる一曲ですね。
毎度感想をいただき、ありがとうございます。
Youlife様
ピアノの撤去がこのまま進んでしまう可能性は、まだなくなっていませんが、その後の引き取り先があったら、ちょっと安心できますね。良かったと思いました。
一度はどうなるかと思ったマンションの人間関係でしたが、あの時繋がった絆はそう簡単には崩れませんでしたね。良かったです。
作者からの返信
涼月さん、コメントありがとうございます。
そうですね、まだまだ安心はできませんね。でも、そんな中少しだけ希望の光が見えた気がします。貞夫夫婦ならばきっとピアノを大事にしてくれると思います。マンションの中のような醜い撤去論争に巻き込まれることはないでしょうし……。
そして、今回の争いで切れかかったように見えた絆は、しっかり繋がっていましたね。争いで疲れ果てた友美恵にとって何より嬉しいことだったんじゃないかな?と思います。ピアノが紡ぎあげた絆は中途半端なものではなかったですね。
いつも感想いただき、ありがとうございます。
先ずは貞夫さん、退院おめでとうございます!
貞夫さんにとってこのピアノ…
「引き取り手が無かったら引き取ってもいいよ」との『最終手段』ではなくて…
積極的に、故郷へと連れて帰りたかったようにお見受け致しました。
ピアノが紡いだ絆は…
今度は友美恵さんを助けるかっこうになりましたね♪
作者からの返信
零さん、ありがとうございます。
おっしゃる通りです。貞夫は色々ゴタゴタに巻き込まれているこのピアノを助けたい一心なのかもしれません。自分の手元なら、きっと余計な争いにも巻き込まれないし、傷をつけられることもない。大事にしてあげられる、と。
ピアノが紡いだ絆、しっかりとマンションの人達の心同士を繋いでいますね。友美恵も、繋がれた絆の中で貞夫に助けられる形になりました。
ピアノがマンションで果たした功績は大きいですよね。