元役人っていうのは厄介ですね。上に立つ人こそ、聡明さや冷静さ、懐の深さを持っていなければならないはずなのですが……上に立つのは私利私欲しか眼中にない身勝手な人ばかり。そんな気がするのは私だけでしょうか……´д` ;
作者からの返信
aoiaoiさん、コメントありがとうございます。
小川は仕事は出来るかもしれませんが、上に立つ人間としての資質にはちょっと疑問符がつきますね。こういう追い込まれた時にその人の本性が出ると言いますからね(汗)。
役所も会社もそうですが、にのし上がっていくうちに下に仕える人間が増え、ちやほやされるうちに自分について勘違いする人が増えて行く気がします。
小川も多かれ少なかれ、そんな部分があるように思います。
そんな小川と対峙するには覚悟が必要ですが、学生時代の小川を知る博也なら、小川の心を動かせるかもしれませんね。
編集済
キタナイ!(# ゚Д゚)
上からの圧力っていうのが、一番卑怯なやり方ですよね。
小川という人物は、どうしてそこまで強引に撤去を迫るのか……。
レーズンウィッチ、ちょっと惹かれます。(笑)
作者からの返信
上月くるをさん、コメントありがとうございます。
本当にひどいですよね(汗)。小川は大手代理店勤務という自分の立場を利用して次々と妨害を仕掛けてくるので、相手にすればするほど質が悪くなっていくように思います。
けど、小川はなぜピアノのことになるここまで目の色を変えて妨害してくるのか?その謎を解ければ、説得するための道筋が見えるかもしれませんね。
レーズンウィッチは鎌倉の銘菓ですが、僕はこのお菓子が大好きなんです(〃▽〃)ポッ。クリームとレーズンをサンドしたクッキーですが、鎌倉に行く機会があればぜひご賞味ください。
Youlife様
こういうことが続くと、マンションの住人たちが二分してしまいますね。
本当はみんなの気持ちを和ませたくて置いたピアノなのに、渦中になってしまって可哀そうになりました。
上手く説得できるといいのですが……
作者からの返信
涼月さん、コメントありがとうございます。
そうなんですよね、小川からの妨害が長引くうちに、ピアノが無くてもよいと考える人も出てきたようで、余計厄介な展開になってしまいました。
博也がこのマンションの雰囲気を変えたくてピアノを置いたのに、これでは逆効果ですからねえ……ピアノが一番可哀想だと思います。
あとは、博也が小川をどう説得するか、ですよね。小川を刺激すると妨害がひどくなるし、かといって小川が求めている早めの撤去に応じるわけにはいかないし……難しい交渉になりそうですね。
『「Divide and rule」…分断し、統治せよ。』
昔の呼び方では『欧米列強』…
今風ならグローバリスト…DSとか…
あの連中の伝統的な手口を…
小川はよく理解しているようです。
住民が分断され対立させられる…
厄介なことになりましたね。
ピアノにも命があるかのように、音色を変えるのですね。
ただ、それを聞き分けられるのは…
博也さんのような『心』を持っている人だけなのでしょう。
作者からの返信
こちらにもありがとうございます。
まさに、伝統的な手口。分断しながら統治するやり方です。
エリート官僚である小川は、そのやり方も効果も良く分かっていると思います。汚いやり方、と言われるかもしれませんが、今の彼はそこまでしてもピアノを追放したかったのでしょうね。
ピアノも次第に居づらさを感じてきたのでしょうね。
住民が自分のせいでいがみ合い、しかも自分を厄介者扱いする人間がいるなんて。
ピアノには声は出せないけれど、調律師としてずっとピアノに接してきた博也には、それを聞き取る心があるのでしょう。
彼には、ピアノの気持ちが痛いほどわかるのかもしれません。