第13話

ギルドに冒険者を引き渡し、帰ろうとしていると案の定…。


『スキーム様!少々お話を伺いたいのですが宜しいですか?』

『あのー。僕らも訓練の後のダンジョンと、レッドオーガとの戦闘と、彼らを助けるので疲れてるんですが、後日じゃダメですかね?』


副ギルド長はハッとした顔をした後、申し訳なさそうにした。


『そ、そうですね。それでは後日お話を伺いたいのですが宜しいですか?』

『後日で良ければというか、明日も来ますし、構いませんよ。アリアさんいきましょう。それでは失礼します…』

『うん。行こう。私も疲れたわー』


とりあえず窮地は脱したな。なんだか副ギルド長の目が怖かったもんな。鬼気迫る勢いとはこのことだな。

早く帰って寝よ。

その前に一応確認しとくか…

まずはアリアさんから…


ステータス

名前 アリア・フォン・アカリメ

種族 人族 年齢 16 レベル2(全ステータス+1000)

HP 1+α

MP 1+α

筋力20+α 丈夫さ1+α 素早さ1+α

賢さ1+α 精神1+α 器用さ1+α 運 1+β

α=999 β=100

スキル 

ステータス閲覧 礼儀・作法 剣技Ⅰ 盾術Ⅰ

魔力操作・循環 並列思考 身体強化 属性強化

立体起動

魔法(生活、風、水、空間)Ⅰ


称号

お転婆姫(家臣から逃げる時にステータス小補正)

気狂いドMの弟子(筋力、丈夫さ、素早さの値上昇補正)


ふむふむ。アリアさんもレベルアップしてるね。しかし訓練したわけでもないのに、筋力が上がってるな。

あーっ!さっきダンジョンから女の人担ぎっぱなしだったもんな。

あれだけでも上がってるのか?いや、俺も帰りに自分に負荷かけてたしな。

さては、アリアさんも訓練の気持ち良さに気付いて、訓練しながら帰ってきてたな?


『アリアさん!もしかして帰りに女冒険者担ぎながら、負荷かけてました?』

『おっ!わかっちゃった?なんか普通に歩いてるのがもったいなくて…。ついついね』

『おっ!それは素晴らしいですね。実は俺も同じことしてたんですよ!アリアさんも訓練の虫になりましたね!素晴らしい』


こんなに気持ち良い日はなかなかないな。共に訓練の喜びを分かち合う同志が出来るとは…。

苦節7年…。ついに同志が…。

それはさておき自分もチェックしとくか!


ステータス

名前 スキーム

種族/人族 年齢 7 レベル 3(全ステータス+2000)

HP 1+α×2 MP 1+α×2

筋力30+α×2 丈夫さ1+α×2 素早さ1+α×2

賢さ100+α×2 精神力150+α×2

器用さ120+α×2 運1+β×2

α=999 β=100

・スキル 

ステータス閲覧 言語理解

ユニークスキル無詠唱

魔力精密操作・循環Ⅱ 状態異常耐性Ⅰ

自己再生Ⅱ 並列思考 気配遮断 身体強化 

属性付与 探知・索敵 立体起動 格闘術Ⅰ

魔法(生活、火、水、風、土、氷、雷、光、闇、空間)Ⅱ 消費MP本人依存

・ユニークスキル 

位置交換Ⅵ(消費MP5〜100)(自身から半径20m以内で有ればどこでも位置交換可能。交換には具体的なイメージが必要、最大で5つまで)

ステータス対話 幸運

・称号

気狂いドM(訓練により筋力・丈夫さ・素早さ値上昇補正)

初めてステータスと対話した者(ステータスと対話が可能になる)



おっ!筋力以外も上がってるな。あれはきっと冒険者を救うためにやった行動が身を結んだんだろう。

良いことして、ステータスもアップして…

さいっこうですかーーー??

最高でーーす!!

どこかの法に華が咲く宗教団体みたいだな…。

気をつけよう…。


まだまだ話しながら歩き、宿屋に着いたので身体と服をクリーンで綺麗にして、寝ることにした。


さぁ〜明日からも訓練頑張ろう!!

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位置交換スキルで最強冒険者に俺はなる(仮) @bayrulaz

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