★NIHONGO小話☆ 「シカト」

「シカト」とは、元々花札が語源です。私は花札に疎いのでよく分からないのですが、十月の絵柄の鹿が横(そっぽ)を向いていることから、「無視する」という意味がつきました。つまり「シカト」とは「鹿十」です。


 こちら『大辞泉』で調べたところ、昭和30年代後半から若者の間で使われ始めたそうで、書籍によっては任侠にんきょう用語として紹介しているものもあるようです。

 平成ではこちらの言葉は使われていたようですが、少しずつ姿を消していっているとも言われています。「シカトするなよ」ではなく、「無視するなよ」という言い方になっているようです。

 状況にもよりますが無視はしないで、話を聞くなりなんなりしてあげて欲しいですね。

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