この作品の魅力については多くの方が語っておられる通り
のっけから読者サービス全開の書き出しで掴まれて、一気読みです
キャラ全員抱きしめたいくらい(おかんか💦)好きになりました

この作家さまの作品全てに言えることですが、小説としての完成度の高さもさることながら、常に読者ファーストであること
とにかく読者に楽しんでもらいたい、という気持ちが、誤字脱字撲滅、行間の配慮、ルビの丁寧さに至るまで、きちんと行き届いていて、とても気持ちよく物語に没入できます
これは少々の覚悟くらいのことではなかなかできることではないです
まさにプロ作家のお仕事
実に素晴らしいと心底感服いたしました

近い将来、書店の店頭でぜひ再会したい作家さまです

このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む（530文字）

男性恐怖症で男子が苦手な美少女でナイスバディなヒロインと、女性に興味がないアニメオタクと認識されているヒーロー。

その勇希くんの周辺には超個性的でチャーミングな女性陣が多数揃っています。
実は勇希くんアニメオタクではなく、モテモテなのです。

登場人物も魅力的で、会話もテンポ良く進みます。

お色気あり、笑いあり、男性読者にはたまらないシチュエーションも満載。
もちろん女性読者も存分に楽しめます。

イチャラブ好きな読者さんにはたまらない、ドキドキキュンキュンのラブコメです。

この作品は姉によって、”鍛えられた”主人公が男性を苦手とする美少女・莉乃の面倒を看ることになり、始まった互いに勘違いをした”ボタンの掛け違い”の恋の物語です。
主人公は男性恐怖症を治す為に”恋人の振り”をしているだけ、協力しているだけ。
ヒロインは現実の女性に興味のないアニメオタクの主人公がまともになるように協力しているだけ。
お互いが見当違いの勘違いをしていることに気付かないまま、いつしか恋に落ちていく様子が甘酸っぱく描かれております。
莉乃以外にも主人公の周りには魅力的なヒロイン候補がちらほらいるので、きっと二人の恋の行方が気になって、夜も眠れなくなることでしょう。