チートなし。リアル系異世界をタフにポジティブに生抜く物語

チートなく、安易なご都合主義もないので、それらに食傷気味 の方はぜひ読んでいただきたい作品です。

とにかく主人公はポジティブでタフ。人があっさり死んでいくので、最初は少々重たく感じることもありますが、主人公の前向きな性格とタフさに、暗いと感じることはなく、地べたを這いずりながら力や魔法を身につけていく過程と、困難を乗り越えていく過程に、他の作品には感じないリアル感を感じます。

現在の章では他のノベルではスルーされがちな大山脈越えの怖さがこれでもかと描写されているので、ヒマラヤあたりの山が大好きな方なら、そうだよな、で、これからどうなっていくんだ?と目が離せません。

このような物語はなかなかないので、ぜひ多くの人に読んでもらいたいです。