第70話 青空


深い雲に覆われた雨の日

雲の隙間の僅かな青空を

見つけることは難しいように

日々の中の

あなたの存在を

感じることが難しい日もある

降る雨の合間僅かな

雲の隙間に見つけた青空は

薄い薄い水色で

白にも染まらず

青にも染まらず

それでも雲の向こう

煌めく青空は確かにあるんだ


それは わたしの中の

あなたも同じ

白に染まらず

青に染まらず

あなた色のまま

心の奥で

想いを重ね

ひとつの「絆」を繋いでる


雨の日もいいよ

明日の青空が楽しみだから

明日の太陽が愛しくなるから

それは

心の奥のあなたも同じ

時に想うから楽しくて

時に逢えるから愛しい

あなたは

わたしの

心の青空



  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

心、、紡いで 千恵花 @caorinhana

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ