子供だって理解してるんだ!心に突き刺さってくる傑作

この作品は読む人を選ぶかも知れません。
しかし、1度読み始めると続きが必ず読みたくなります。
私がそうでしたから(^^♪

この作品で特筆すべきは殆ど全てを子供の目線で描いている事です。
大人は言います。
「子供だから。子供に何が判る」
子供にだって判ります。理解しています。
逆に子供だからこそピュアな心で大人には判らない事も判ります。

そして、悲しみや苦しみにも言及しています。
「お前より悲しい思いをしてる子もいる。お前より苦しい子もいる」
それが何だって言うのでしょうか❔
悲しみや苦しみは他人と比べる事ではありません。
その子の悲しみや苦しみはその子だけのものなのです。

このように書くとこの作品にネガティブな要素を持つ方もいるかも知れません。
しかし、ポジティブな要素も沢山あります。
微笑ましくて読んでいてニコニコしてしまう事もあります(^.^)
そのバランスの絶妙さもこの作品の魅力です。

さあ、迷っている方は読んでみて下さいね(*^^)v