物語は日本で魔術遺伝子が発見されたことから始まります。魔術遺伝子を持つ者の超能力が脅威である人達は革命軍を創設、魔術師との共存を目指す人達は国連軍を創設し、それぞれは対立し世界は戦争の方向へ。そんな世界で生きる魔術師の主人公の心情や、他のキャラクターの思惑が緊迫したシーンで描かれています。ちょっと重いシリアスなファンタジーが好きな方にはハマる作品です。
本作は魔術遺伝子が発見された近未来を舞台として、魔術師を否定する革命軍と共存を掲げる国連軍による世界規模の戦争を描いた物語です。国連側の英雄である主人公は自身の存在に疑問を抱きながらも、戦友や部下、新兵らとともに先の見えない戦いに明け暮れています。また、先に進むに連れて、複数主人公によるダークファンタジー寄りの群像劇となるようです。