鬱病になった僕へ

@huyune19950717

第1話鬱病になった僕へ

何か大きなきっかけがあったわけじゃない。

今までの人生のつもりに積もったストレスと、うまく生きることができない自分に限界が来たのだ。鬱病になったのは診断をもらうずっと前からだろう。

もう何年も鬱病を患っていると普通の生活がわからない。毎日いかに上手く死ねるかを考える。それでもなお、生きたい思いやお金とあるかも分からない老後に頭を抱える。もはや頭も体も疲弊して、まともな考えさえ浮かばなかった。家族や職場の人でさえ簡単な会話でも話すことができなかた。毎日の睡眠不足のせいで頭が回らなかった。リーダーと対りるした時に、唯一味方になってくれた上司にさえ本当のことが話せなかった。そしてこんな状況なのにも関わらず、自分を責め立て、敵対していたリーダーのことを庇っていたのである。私はもう何のために毎日生きているのか、何がしたいのか全く分からなくなってしまった。

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