官能小説を書くためには、作者は最高に変態でなければならない。作者が変態であることは、文章力があることより大事だと思う。百合、焦らし、拘束、目隠しと実に変態的な文章であるこの作品は、加えて作者の文章力も素晴らしく、実に官能的。徹底的に性的描写以外を行わないことで、部屋に充満するむせるような性欲の匂いすら感じた。執筆お疲れ様でした。