応援コメント

【番外編】雪の弾丸は撃ち砕けない [後編]」への応援コメント

  • スロ君の壮絶な過去に触れる番外編3話、非常に良かったです。
    戦争はロクでもねえなぁ・・・。

    作者からの返信

    防衛太郎 さん

    お読みいただきありがとうございました!

    戦争って、なんの罪もない弱い一般の人間が犠牲になるのが悲しくて嫌なところですよね。
    フィンランドの冬戦争を少しテーマにして書きました、良かったと言っていただけてとても嬉しいです(涙)

  • うう……スロくんのキツイ過去……(´;ω;`)
    大佐をパピと呼ぶのもなるほど。
    まだまだいろんなものを吸収出来るよ……

    作者からの返信

    ここまで読んでいただき、コメントもありがとうございます!

    ぽやぽやしているスロの過去、結構哀しいものでした。

    パピ、大佐が部隊内でオヤジと慕われているのもありますが、父親代りとしてもとても慕っているからなのでしょうね。

    大事なものは沢山失ってしまったけど、おっしゃる通りスロも前を見て色んなものに触れて、今日も生きています。

  • お父さんの遺した手紙が泣けました。
    スロはふわふわして可愛らしいけど、地獄を見て死線を越えて生き抜いてきたから、見た目通りか弱くはない、芯の靭い子なんですね。
    ユカライネン大佐と出会えて良かったです。
    いつかお父さんの言葉通り、好きなことをして生きられる日が来るといいですね……(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!

    いつもは猟で近くにいたお父さんの気持ちが綴られた手紙、本当は両親と共に開けてその喜ぶ顔を見たかったのだろうなと。

    口数も多くなく、感情をあまり表に出さないスロですが、おっしゃる通り芯のとても靭い子です。
    彼が大佐の側で銃をとる決意をしたお話でした。

    温かいお言葉をありがとうございます。
    スロが心の底から何か望んで、笑える、そんな世界にいつか変わっていけばいいなと思っています。

  • スロが大佐をパピと呼んでいることから、もうご両親は亡くなってるだろうと思ってましたが、こういう経緯でしたか。
    覚醒って、身体の中に違う存在が棲みつくみたいな印象ですね。スロの場合は、土地にすむ女神だったのかもしれませんが……。

    侵略が始まる時、犠牲になるのは民間人や彼らの生活そのもので。戦時下では驚くほど残酷な仕打ちが横行するのはなぜなんでしょうね。
    生き延びてしまったら、生きていくしかないですし、それでもスロが亡き両親や大佐に愛されていることが、彼の救いになればいいなと願います。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!

    パピというのは勿論父代わりという意味合いもありますが、大佐の愛称が"オヤジ"なもので笑 でも今のスロにとっては、彼は家族であり父であり上官、とても大切な人です。

    覚醒した部分を読み取っていただき、とても感謝です!
    スオミネイトの存在、スロ自身はちょっと感じ取っているんじゃないのかなぁと思っています。

    いつも苦しむのは力を持たない民や、前線に向かわされる一般兵、心を殺さないとやっていけない戦争の状況がそうさせるのでしょうが、本当にやるせないですよね。

    愛されている事実が本当に彼にとっての救いで。個として、弾丸として、その力を使い生きていくことを決めたスロのお話でした。

  • スロ…なんという過去を持っているのでしょう。
    こんなことがあったらおいそれと立ち直れないと思いますが、それでもユカライネンと出会って、直と出会って、祖国の為にもう一度銃をとったスロは心が強いですね。どうか彼の未来に幸あれと願わずにはいられません。
    普段のおっとり可愛いマスコットであるスロの、芯の部分を見ることができた良エピソードでした。

    作者からの返信

    スロへのお言葉、本当にありがとうございます!涙

    ぽやんとしている彼ですが、直に出逢うまでユカライネンの側以外は雪に紛れてほとんど出てこなかったのは、ここでの人間に対する不信感も大きかったと思います。
    それでも銃を取った…という部分に気づいてくださり感謝です😢✨

    大佐が祖国を取り戻す事を信じ、彼の銃となる事を決意した雪の妖精の過去でした。

  • 直ちゃんと一緒のかわいいコンビ。凄腕の射手として認識していたのだけど。

    スロさんにこういう過去があったのか。
    撤退するのに相手の益にならないよう焼きつくすというのは、実際にあったことではあり、合理的ではありますが、村の人にとっては納得できないことですよね。

    こんなひどい(戦争だからどこでも起きることでしょう)中、
    パピに会えて良かったです。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!

    直を見つけるまでのスロが、狙撃と祖国とパピ以外にあまり関心を持たなかった理由。そして彼が兵として銃をとった理由のお話でした。

    実際のフィンランドでもこの撤退方法は当時あって、今でも原住民の方々がその地を取り戻したいと思っているとか。

    "ただの人間"であるパピとの出会いが、全て無くした雪の妖精の心の救いなのでした。

  • 最後にユカライネンという救いがあって良かったですが、これもこの世界に掃いて捨てるほど転がっている悲劇のひとつに過ぎないのでしょう。

    しかし、こんな過去を持っているのに、誰にも依存することなく生きているスロは逞しくも哀しいです。

    第二部はますます熱い展開になりそうで、楽しみにしています。

    作者からの返信

    たまたまそこにユカライネン兄がたどり着いたのが、スロにとっての幸運でした。沢山のカルヤラの民は傷つき、亡くなってます。勿論他の国も。

    ちなみに、この時殴られてたヘグルントは国境防衛線の大隊長にその後就任します。

    元々の性格とこの出来事で、あまり人の懐に入らなくなるスロですが、マイペースに前に進んでます。

    いつもありがとうございます!
    第二部もまたお付き合いいただけますと幸いです。

  •  スロの過去が重かったけど、涙なしには読めないけれど、そして最後まで涙腺は緩んだままだけど!

     生きる道が一本真っすぐに見えて。
     生きてるからこそ出会っていくのだからと。

     雪の妖精の、心は熱い。

    作者からの返信

    彼の過去にお付き合いくださり、温かいコメントまで。本当にありがとうございます!
    涙腺に響いたのであれば、幸いです…。

    何にも見えなくなった彼にとって、パピと呼ぶ大佐が大きな道標になったのでした。

    素敵な言葉まで!ありがとうございます。
    スンと澄ましているような、ボーッとしているような雪の妖精の心、仰る通り熱く燃え続けてるのかもしれません。