拝読させて頂きました。
なるほど。
キリエは当代のシャンタルが女性では無い、と知っていた訳ですね。
それなら当然、今のマユリアにも疑問を感じてしまうと思います。
それをシャンタル宮への忠誠心から抑え込んでいる、と。
こういう点が宗教の怖い所だと思います(>_<)
作者からの返信
こんばんは、いつもコメントありがとうございます。
忠誠心とすらも思っていないのかも知れません。
それこそが普通のことで、特別のことではないんでしょうね。
それでもやっぱりそれだけのことがあると矛盾を感じる。ですがその矛盾を受け入れてしまうと、この二千年のことすべてが間違いである可能性も出てきます。
これは、自分には理解できないこと、と思うしかどうしようもないですよねえ。
怖いのは深く信じている人こそ、その考えから離れられないことですね。
浅く信じた人は結構簡単にそこから抜け出せているように思います。
なるほど……キリエなりに疑問や葛藤を抱えているんですね(;´・ω・)
シャンタルが男ということは前例がないのだろうし、間違いなのでは?って思ってしまっても仕方がないと思うなぁ……。
でも、信仰心がそれを不敬と感じて自分を責めてしまう……これはかなりモヤモヤしてそう……。
作者からの返信
ええ、ずっと宮で侍女一筋に生きてきた人なので、決して悪人ではありません。
自分には自分の役目があり、それに忠実な人です。