ぎわく
403μぐらむ
第1話
「なあ、佑美ちゃん……あっ」
「ねえ? 誰、ゆみちゃんて?」
「あ、いや。言い間違いだよ、うん、他意はない」
「誤魔化さないでくれるかな?」
「ゆみちゃんて誰? 啓司の彼女さんなのかな? かな? ん??」
「……」
「ん? 白状したら?」
「……う、うん。ごめん」
「……は? なんで謝ってるの? ってことは、そういうことなんだね?!」
「うん」
「いつから?」
「え?」
「いつからそのゆみちゃんと、そういう関係に?」
「佑美ちゃんとは……ひと月ぐらい前からかな?」
「ふーん……ずっと黙ったたんだ……」
「言えるわけ無いじゃん……」
「アタシに隠し事とは残念だね……キミにはがっかりだよ」
「うるさいな!」
「ほほう。逆ギレとはいい根性じゃん!」
「ちっ」
「え? えええ? 今度は舌打ちなの? は? ホントなに様のつもりよ?」
「ごめなさい」
「ごめんで許されるなら警察はいらないってね? わかって言ってんのかな? ね? ケイジさん」
「ウザっ」
「なんて言った? 今なんて言いましたか? ねえ? もしかして『ウザ』って言った??」
「そうだよ! うざいって言ったんだよ、わりいか? もういいだろ? この部屋から出て行ってくれ!」
「え? 啓司……今なんて……出ていけって? 本気なの?」
「ああ! 本気だよ! いい加減出ていけよ! 邪魔なんだよ!」
「あなたっ! 何時から言って良いことと悪いことの区別もつかなくなったの!?」
「……」
「(クスン)ねえ、啓司。あなたにとってアタシって何なの?」
「か……」
「か?」
「母さん!! いい加減ホントやめて! 彼女できたの言わなかったぐらいでウザ絡みしすぎ!」
「だって啓司の彼女さんだったらもしかしたら将来のお嫁さんで義娘ちゃんになるかもしれないじゃない? ワクワクよ?」
「んふっ! ゴホゴホ……もういいよ――そんで、今晩の飯は?」
「ん? 赤飯に決まってんでしょ?」
※※※※
しもた!
間違えたてしもた!
投稿してすぐ直しとは_:(´ཀ`」 ∠):
(ぎ)りの娘になりそうなので(わく)わく
の、はずでしたΣ(-᷅_-᷄๑)
ウキウキと書いてしまってました💦
ぎわく 403μぐらむ @155
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます