終わりに

 この度は長い物語にお付き合い頂き誠にありがとうございました(^-^)

 この物語を最後に書くことを引退しようと思いま……したが、やっぱり新しい物語を書き始めてしまいました。

 こちらはカクヨムコン7に出そうかと思いましたが、もう少し納得いくまで書いてから出そうと思いますので、今回の参加は見送ろうと思います。

 投稿開始は近況ノートにてお知らせします!


 壁についての話ですが、こちらは運営様から公開停止を頂いたことがある作品のリメイクとなっております。

 ちょっとエロ過ぎたらしいw

 でも正直に言いますと、公開停止になって良かったと今では思えます。

 より良い物語を皆様にお届けする良い機会を頂けたと思えました。

 

 ここまで読んで下さった方にお伝えいたしますが、心の壁というのがこの物語で伝えたかったことの一つなんです。

 壁って物理的なものを思い浮かべると思いますが、それよりも大切なのは心の壁なんじゃないのかなって。

 他人と仲良く出来ない時って心に壁がある状態なんですよね。

 戦争が起こっている時なんか特にそう。

 怖い、嫌い、そんなフィルターが心にかかっていると正常な判断が出来ないこともあるでしょう。

 心の壁は敵意、偏見などネガティブな感情を与えます。

 だけど心の壁を取り払って相手を見つめることが出来たら、結果は変わっていくかもしれません。

 そうであれば世の中はもうちょっと平和になるのかなって。

 そんな願いを込めてこの小説を書き上げました。


 もしこの小説を読んで、上に書いたようなことを思ってくだされば幸いです。


 そうそう、詳しくは書けませんでしたが、来人はリディア達以外とは言葉が通じていませんでした。

 しかし次第と何を言っているのか分かるようになりました。

 その理由ですが、村民から心の壁が消えたからなんです。

 村民は表面上は良い人達でしたが、心のどこかでリディア達を避けていた、昔から続く偏見や狭い常識の中で生きてきたのです。

 リディア達はそれがなかったから初めから言葉が通じていました。

 しかし来人達と過ごすうちに偏見が小さくなっていき、そして彼らの結婚を期に心の壁がなくなり言葉が通じるようになります。

 心の壁がなくなって、彼らは本当に通じ合える関係になったことを表現したかったのです。

 ここで捕捉になってしまい、物語に落としこめなかったのは私がまだ未熟ということですね。


 最後にもう一度だけお礼を言わせて下さい。

 自分の最後の作品(になる予定だった)に目を通して下さり、誠にありがとうございました!

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謎の能力【壁】で始まる異世界スローライフ~40才独身男のちょっとエッチな異世界開拓記! ついでに世界も救っとけ!~ 骨折さん @ashiitai

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