編集済
お疲れ様です。
お役に立てたなら何よりでした。
ドラマ化もあってどれも既に文庫化されて入手も容易になっていますから。
解離性同一性障害という物は
日本に於いては通常見られない症例であることからキリスト教的価値観に
基づく要素が大きいのだな、と解釈しております。
「他者」≒「世間」の目から逃れるだけであれば、密室にでも籠もれば済む。
「神」≒「絶対の監視者」から逃れようとした場合に発現する症例という
理解です。
加えて日本においては判官贔屓という風潮もあり、
道理はそうでも感情的には……
と言った世間の同情・同意を引き出しやすいことが挙げられます。
ですので、日本にはない症例と。
記憶操作に関しては実験段階ながらも既に実用化されている物として
薬剤と電気ショックが挙げられます。
また、短期記憶などを消す事例として「特定の角度で特定の位置」に
打撃を与えると目撃した記憶などが消えることがある
というのも知られています。
犯罪被害者が顔を見たにもかかわらず覚えていない、と言った事例ですね。
参考までに。
追記
GIGAZINE記憶関連記事ネタ元3点。
ついに薬を使って記憶を消し去ることが可能に
https://gigazine.net/news/20070702_memories/
「記憶を別の個体に移植すること」が可能であるとアメフラシを使った実験で示される
https://gigazine.net/news/20180515-snail-memory-rna-transfer/
「恐怖」にかかわるマウスの記憶を消すことに成功、PTSD治療に新たな可能性
https://gigazine.net/news/20101101_key_to_selective_memory_erasure/
作者からの返信
コメント、ありがとうございます! また、色々と教えていただけてありがとうございます!
キリスト教的価値観の要素をお聞きし、納得しました。何故国によって症状の起こりやすさに差が出るのかを説明したものを見つけきらなかったのでこうして教えていただけて有り難く思います。
記憶操作の事例についてもありがとうございます! 意図して相手の特定の記憶を消せる技術が認められてしまうと、もう記憶操作はフィクションではないですね...!
乖離性。か。
一種の防衛だとは思いますが、それだけが残ると、どうなのでしょうね。
当人は、当たり前、と受け入れるのでしょうか。
作者からの返信
コメント、ありがとうございます!
当人は、生活に支障が出ているとつらいだろうな...と思います。
しかし、この症状を持つ方々は大抵自身がそうとは気づかず(自分が人と違うとは思わず)、生活していることが多いようですね...。