第2話

ここはどこだ。

急に森の中にいるなんて。

すると、奥の方から誰かが来る音がした。

まずい!隠れないと!

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「ちょっと貴女!

 何で制服を着てないの!

 それにその刀は何で持ってきてるの!

 没収します!」

学校に付くと妙な先生に止められてしまった。

それに制服?

服装は何でもよかったはずだけど?

もしかして、と思ったらもう一人先生が来てしまった。

「校長先生!

 見てくださいこの生徒を!

 初日でこんなだなんてどうやって高校に受かったのかしりたいわ!」

「柳瀬遥さんですね?」

急に名前を呼ばれビックリしてしまう。

「そうですけど、ここって。」

「はい、その通りです。

 とりあえず付いて来てください。」

私は言われた通りに付いて行く。

「校長先生?

 いったいどうしたのですか?」

「貴女には関係のないことです。」

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ここが森でよかった。

僕は大木の陰に隠れながら様子をうかがっていた。

人数は4人で全員銃を持っている。

僕が持っているのはメリケンだけ。

けど先生らしき人は状況確認とだけ言っていた。

つまり闘わなくていいんだ。

とりあえず逃げよう。

そう判断した僕は少し後ずさる。

が、枝を踏んでしまってパキッと音が鳴ってしまった。

やばい、こっちに来る。

3人ほどがこちらに近づいてきた。

こうなったらこれしかねえだろ!

意を決した僕は走り出した。

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校長先生と会話してみてわかった。

私は佐々木ひさしという生徒と入れ替わりで学校を間違えてしまったらしい。

つまり何も知らない一般人が私と勘違いされているのだ。

そうして私は軍事学校に来ることが出来た。

すると何やら先生らしき人が困ったようにうろうろしていた。

「どうしたんですか?」

と聞くと、バッとこちらに顔を向けて、

「貴女が柳瀬遥さんですか!」

と、訪ねてきた。

「そうですけど、どうしたんですか?」

「実はあなたと間違えて一般人を戦場に送っちゃったんですよ。」

それを聞いて驚愕した。

一般人を戦場に!?

「なので助けに行ってもらえませんか?」

「もとよりそのつもりです!転移陣はどこにありますか!」

「え、そこですけど。」

私はすぐに武器を持ち転移陣に乗った。

「魔力をためないといけないので1時間ほどかかります。

 それまで耐えられますか?」

そんなことを聞く先生に私は自信満々で言う。

「大丈夫です。」

すると先生は転移陣を発動させる。

そして森の中にいた。

「さて、救出作戦を始めますか。」

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