桃嫌いの桃太郎と恩返しの物語達

作者 宇部 松清

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★★★ Excellent!!!

桃嫌いの桃太郎が活躍する『桃嫌いの桃太郎と癖の強い三人の仲間』の続編です。

今回は各キャラのバッグボーンを描きながら、そこにあの有名なおとぎ話に登場するキャラたちが登場して、時にコメディ、時にシリアスに展開します。

もちろん、前作同様BのL風味の味付けも健在です。あの夫婦のニマニマなラブシーンもあります。ええ、ありますとも。夜這いしてるんだから、ラブシーンです。


有名なあのキャラが作者の手にかかるとどう変化するのか、そこも見どころの作品です。長編ですが各エピソードでの区切りがしっかりありつつ、全体を通してのテーマもしっかりしているので、読みやすく、楽しく、面白いです。

コメディ好き、でもおふざけばかりはつまらないなあー、って読者にもおすすめのハートフルな作品です。

★★★ Excellent!!!

前作をお読みくださると、今作がよりたのしめるようになっております。

さて、今作は白狼丸さんと飛助さん、それに青衣さんの過去をはさみつつ、様々なモチーフが練りこまられております。

これはもう、キャラクターへの強い愛がないと書けない、そう思いました。

おとぎ話がお好きでしたら、あーっ!!と膝を打ちたくなること間違いなし!! ぜひ、彼らの物語に触れてみませんか?

★★★ Excellent!!!

「桃嫌いの桃太郎と癖の強い三人の仲間」
https://kakuyomu.jp/works/16816452218407521775

の続編ですので、ぜひ前作からお読みいただいたほうがよりいっそう楽しめると思います(*´▽`*)

鬼ヶ島から帰ってきた太郎と三人の仲間たち。
毎日をにぎやかに過ごす彼らそれぞれに、新しい出会いがあって……?

他の昔話から出張してきた「恩返し」の物語がいったいどうなるのかは、読んでからのお楽しみ!(≧▽≦)
太郎たちのほのぼのとした(でもときどきしんみりさせられる)日々をぜひお楽しみくださいませ~(*´▽`*)

★★★ Excellent!!!

桃から生まれた桃太郎──が、桃が嫌いなため名を太郎と改め、犬猿雉っぽい三人の人間の仲間達との友情と、一部愛情を育んでいった前作。
それから少しだけ時が流れ、再びあのメンバーが帰ってきました。
今回のお話は、それぞれの仲間がどこかで聞いたような物語っぽい体験をすることに。

犬こと白狼丸は、鶴を助けたところ美人さんが助けにきて嫁にしてくれと言われます。
猿こと飛助は、お地蔵さんに親切にしたところ、爺さん達がやってきて恩返しをしてもらうことに。
そして雉こと青衣のところには、雀という少女がやって来ます。

それぞれが有名お伽噺とコラボしながら、その一方で繰り広げられる、太郎をめぐってのBのL的な争い。
シリアスとコメディが融合した、上質なお伽噺のパロディとなっています。

★★★ Excellent!!!

桃嫌いの桃太郎と、犬猿雉をモチーフにした三人のお供が繰り広げる、和風ファンタジーの第2作目。
今回のテーマは『恩返し』。罠にかかった鶴を助けたら。雪の積もったお地蔵様に傘をかぶせてあげたら、思わぬ恩返しが待っていました。

そしてもう一つ描かれるのが、犬猿雉の切ない過去。
人に歴史あり。今は仲間と一緒に笑っていても、皆なかなかに重たいものを背負っているようで。
だけど辛い過去があっても前向きに生きる彼らを見ていると、読んでいるこっちも元気付けられます。

犬猿雉、そして桃太郎。四人の強い絆が感じられるお話です。