いつか報われる日まで……!

どれだけの同志が戦い、倒れていったのでしょうか。
これは青雲の志を抱き(?)、その才能を信じる仲間に支えられ(?)、ベストセラー作家 or die(死)の宿命を背負った勇者の、多分、自伝っぽいなにかです。
ちょっとした豆知識も入ってお得ですね。
なんの因果か、唐突に小説を書くハメになった主人公、常識人ぶっていますが、心にはアツい欲望が燃えています。
そう。
消費しきれないエンターテインメントと情報があふれる現代日本で、自分で小説を書けるような珍種は、どんなに羊の皮をかぶっても「自分の作品が一番! 最高! 絶対!」と思っているに違いありません(決めつけ)。
ですがその思いは、決して満たされないでしょう。
なぜなら、どんな素晴らしい作家先生になろうとも、創作に「一番! 最高! 絶対!」はないのですから……。
これを読んでいるあなた、もう手遅れです。
読んで、書きましょう。
そして同じ欲望の渇きに苦しみましょう。
大丈夫、一人じゃナイ death ヨ……。

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