裁き



♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪


「くっ、、ぬ、、」


ボス、ボス、、


「4、、ね、、」


ボス、、ボス、


「4ねえぇええええ!!!!」



女「ねえ?


何か頭腫れてない?


ぶつけたの?」


男「いゃ。」


女「最近体調悪そうじゃない?


、、一度。見て貰った方が良いんじゃない?」


男「ああ。


行って来る。」


女「行ってらっしゃいっ。」



性格が。どんなにクソ野郎でも。


そいつが過去にどれだけ酷い事をしていても。



そういう奴等程。



幸せに生きている。



いい女。


いい住まい。


いい暮らし。


いい食事。


いい車。


いい服。



安定した仕事の環境。


確立された自らの地位。


社会での居場所。



どうしてだろうね??


そう、嘆いた時期もあったさ。



そうして導き出した答えは。



【運】



だ。


単純に運が良い。


天使が憑いてる。


神様が味方してくれている。



そういった類いだ。



"努力"



なんてモノもあるが。


そいつらは世渡り上手なだけ。


詭弁なのさ。



皮肉だよね、、


本当に。



吐き気がするよ。



この世の中は生きづらい。


正義なんてのは有りはしない、、


在るのは悪だけ。



この世界には、法律がある。


どんな事をされても。


その行為が法律に触れなければ。


何も起きない。



その過程は許されるのだ。



自分の理性を保てない奴等は。


その憎しみや怒りを、


さついに変換して。


元凶をあやめる。



「4ね、、4ね、、


ふふふふふふふふ。。」



僕はね。違うんだ。


さついを。


『芸術』へと変換する。



憎しみや怒りは強いエネルギーを持つ。


それらを別の表現で表すと。


それらは時に。


【作品】


と、なる。



憎しみや怒りは金にはならない。


しかし、作品ともなれば。


価値の付く物に変わる事がある。



凶器じみた色合い。凶器じみた歌詞。


凶器じみた音色。凶器じみたカタチ、、



別に芸術に生かさなくも良いんだ。


勉強にだって仕事にだって。


スポーツにだって料理にだって。


音楽にだって、ね??


何にだって生かせる。



それに気付けないだけ。



男「うわぁあああああ!!!」



オモイが歪み。歪な状態な程。


僕の作品は、、"美しく"為るんだ。



看護婦1「ひぃ。。!」


医者「こりゃ、どうなっているんだ。」


男「いはぁぃ。いひぁいです!!」



看護婦2「最近。


ああいうのが多いわよね、、」


看護婦3「"呪い"なんじゃないかって。」


看護婦4「嫌だ。


やめてよ、、」


看護婦5「んんっ!


病院内でその様な事を。ましてや、


看護婦たる者が言う事ではありません!」


看護婦4「、、じゃぁ。代わって下さいよ。


担当、、」


看護婦5「自分の与えられた仕事くらい。


自分でやりなさい。」



医者「まるで内側から、強く。


押し出されているかの様だ、、



どうなったら、こうなるんだ。」



僕がこの力を持ち始めてから。


僕の世界は変わった。


まるで、『神』にでもなったかの様だ。



「はははははは」



モノには【魂】が宿るという。


もしかしたら君達にも。


そういった"能力"があるかも知れない。



いろいろやってみたら良いよ。


それでも駄目なら。



一緒に『地獄』に堕ちるのも。


良いんじゃないかな、??



「あはははははは!!」




看護婦4「先生、、」


医者「なんだい?」


看護婦5「先日入院された男性が、


亡くなられました。」



「あはははははは!!!


今日も頼むよ。??


僕の。愛しの、レディー(悪魔)?」


























  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

CALLERS 影神 @kagegami

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る