あなたへ。

つゆくさ。

① 世界へ


わたしが、こうして感情を文章にしようとしたきっかけは、

あなたである。


あなた、という、一人の人間であり、

今読んでいる、あなた、という読者という、複数人でもある。


ただ、わたしの感情を伝えようと思った。

あなたが好きだと言ってくれた、わたしの世界を、もっとわたしが好きになれるように。

あなたに、わたしの世界が伝わるように。


私の【好き】が全てあなたに伝わるように。

【わたし】が【あなた】に伝わるように。


わたしの世界に、あなたが存在する、と証明したいから。

わたしがあなたを愛している、ということを世界に発信したいから。


世界に、

【生んでくれてありがとう!】と声を大にしていいたいから。


【わたし】が【あなたが】

生まれてきて、そして存在してくれて、

それを許してくれる【世界】に感謝を伝えたいから。


そして、これからもそれを許し続ける【世界】を

【あなた】を愛していいと許された【わたし】を

愛し続けたいから。


だから私は言います。


「好きです」

「愛しています」と。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

あなたへ。 つゆくさ。 @itiitiuu6631

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ