2021/05/19:小説の文字数。―――――――――――――――――#創作論
小説の適性な長さはどれ位なんだろうか。カクヨムの読書データを参考にすると一冊10万字だそうだ。有名なライトノベルを想像すると大体10巻だとか20巻だとか、つまり100万字単位の物語が多い。(とあるシリーズはいつ終わるんだ?)逆にヒトケタで完結するものでも名作は多い。ハリー・ポッターは7巻しかない。短編なら単行本にならない程度でもいい。
つまりは作者自身が、物語として紡ぎたい内容が完結する程度の巻数を定めればいいのである。もしくは3巻で完結する想定で設定を組み始めるのも面白いだろう。どちらにせよ、完結を見据えて書くことはあらゆる人が推奨しているのだから、最終的にその通り行かなかったとしても、設定の不備が見つかったとしても、大枠のプロットは準備しておくべきだろう。
web小説には悪い点が一つある。それは書籍化を考慮しなくてもよいことだ。小説の基本構成は起承転結である。では結を考えて書こうとした時、書籍なら一冊分で間違えなく物語を一応収束させねばならない。「ここでおわるん?」なんて感想を貰いたくはない。しかしweb小説では理論上、結がなくても物語が書ける。この特殊性がひいては起承転結の無い物語を生む。
よって、長く続けるのであれ、短く終わるのであれ、区切りを見据えた執筆を心がけるべきである。「今回は筆が乗ったので1万字」なら問題は無い。問題は「10万字書いたけど話進まんかった」である。更新されるたびに呼んでいた読者ならあまり感じないだろうが、一気読みする人にとっては退屈な展開の可能性がある。悩まずとも文字数や展開を制御できる作家になりたいものである。
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数学の教科書は、文字数としては非常に少ない。ただ、読むために多大な前提知識を要するので、難しいものに感じる。
英語の教科書は、文字数は多めである。それでも難しいと感じないのは、「単語の意味を覚えているか」に終始し、内容自体が簡単だからだ。
国語の教科書は、当然文字が多い。英語と同じく単語を覚え、無駄にわかりづらい文章構成を読み解かねばならず、得意不得意が分かれる。
他の教科は絵が多い。図で教えた方が捗るからだ。しかし何故その図が判りやすいかが判らない生徒にとっては難しい。
「次何?」
「体育。」
教科書は要らない。適当に過ごせば時間が過ぎる気楽な時間だ。自動的にペアを決める先生で良かった。スポーツは必要人数がバラバラだ。チーム戦が気楽で私は好きなのだが、練習はペアでやることが多い。面倒なものだ。
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