「どうにかして」題名に心を捉えられてしまったのです。
配偶者が有りながら、誰かを好きになってしまうことは、罪なのですか?。
自分を満たしてくれる存在を愛することは、とても自然なことだと思うのです。
その存在を愛さないことのほうが難しい。
おおきた様の作品は、すでに築いた家族をないがしろにはしない、相手の人生も、自分自身の人生も、その家族も大切な存在として表現する。
未来に向けて、どの様な選択が賢明なのか、そのようなことを感じる、主人公さんたちの行動です。
でも、この小説の二人の女性は、どうにかして、二人で生きていくことを、描いてほしいと思うのです。