応援コメント

4-09 涙粒 (第1幕 最終話) ※挿絵付き」への応援コメント

  • 小澄ちゃんを素通りですか。思ったより大地くんの闇も深そうです。お父さんのことが尾を引いていそうですね。
    夕ちゃんが怒る気持ちも分かります。
    ここにヤスくんがいれば、彼ならそのまま小澄ちゃんを助けに入っていった気がします。ヤスくんが危なくなったら大地くんも手を貸しそう。勝手な想像ですけど、大地くんにとってヤスくんは特別枠のような気がするので!
    小澄ちゃん大丈夫かしら……。

    作者からの返信

    保紫さん、第1幕を読了いただき誠にありがとうございます!

    彼がこれまで独白してきた、人と関わりたくないというのも、照れ隠しや思春期ムーブでもなく、本心なのでした。なかなか根は深いです。
    大地君の言い分は間違ってはいませんが、夕ちゃんとしては、好きな人には格好良くあって欲しいでしょうね。
    大地&ヤスのことをとてもよくご理解いただいていて、大変嬉しく思います。ヤスは間違いなく助けに行くでしょうし、ヤスのピンチなら(その度合いによりますが)大地君も動くかもしれません。
    小済ちゃんは果たしてどうなるのか、どうぞ2幕にご期待ください!

  •  コメント失礼します。

     胸が、締め付けられますね(涙)
     大地くんの気持ちもわかるし、過去の事があるから、尚更だろうし。
     夕ちゃんの気持ちもわかり、何で助けないのという気持ちも、こんなの大地くんじゃないと思ってしまうのもわかり、切ない!

     全ては、パンチパーマたちのせいだ!

    作者からの返信

    冥沈さん、第1幕までお読みいただき誠にありがとうございます!

    いざという時に人間はその本質が見えると言いますが、日常では見えてこない彼の中に澱み続けている心の闇が、こうしてついに出てきてしまいました。それでまだ経緯は明かされておりませんが、素敵な大地君を見続けてきたらしい夕ちゃんには、とても耐えられない姿だったのでしょう。悲しいすれ違いですね。
    二人の気持ちに共感していただき、とても嬉しく思います。ここから彼女は彼とどう向き合っていくのか、第二幕にどうぞご期待ください。

    悪いパンチパーマはですね……きっと正義の鉄槌が下されることでしょう!

  • 中盤に出てきたモノローグは新しい手がかりでしょうか?
    なんだか大地が二重人格で、他方人格の声のように聞こえるのですが……

    作者からの返信

    続けてコメントありがとうございます!

    四行連続のところは、どちらも本人の独白と思っていただければと思います。
    「――理不尽に合っている者がいたなら、救ってやれる男になれ。」のところは、作品冒頭のあたりに出てきた父の台詞ですね。心の底では自身の行いを咎める気持ちがあり、それが父の台詞となって現れ、言い訳がましく反論している形です。

    編集済

  • 編集済

     こんばんは、第一幕の最後まで読みました。
     前回との温度差で風邪引きそう、ですが。

     そりゃあ、大地君はそうするよねえ、って。
     大地君が規定した「大地君という役柄」を外れるわけにはいかないから。
     そして、夕ちゃんはそりゃ泣くよねえって。
     彼女が「信じる大地君」は、目の前にいる大地君とは違うのだから。

     その差異を熱と表現したのが、実に素敵です。面白かったです。

    作者からの返信

    上野さん、第1幕を読了いただきありがとうございます!

    急転直下からの終幕と相成りまして、ここを通過された皆様は総じて風邪気味になられております……。一見すると平和な日常も、こうした何かのきっかけで脆くも崩れるものなのでしょう。
    彼は、(現在の)彼の信念に従って行動したまでですが……理想の彼と重ねる夕ちゃんには耐えられないものだったようです。どちらが悪い訳でもなく、互いに嫌っている訳でもないのに、すれ違いとは悲しいものです。でも、夕ちゃんはこれで諦めるようなヤワっ子ではありませんけどね!
    気合を入れて書いておりましたので、熱の表現をお褒めいただき、本当に嬉しく思います。この熱が大地君に染み渡るのを期待したいものですね。

  • さすが、他人に対する興味の薄い大地くんです。
    ここで進んで人助けするような人物だったら、彼は学校でとんでもない人気者だと思うんです。
    ラノベにありがちな「やれやれ、目立ちたくないんだがな」「俺は1人が性に合っているんだがな」と言いながらバンバン人助けする主人公とは一線を画していますね。
    言動と行動にブレがないというか。

    もしかするとご家族が亡くなった原因に、父親の「困っている人を助ける」という信条が関係しているのでしょうか……その事がトラウマになっている?

    まだまだ何一つとして謎を解き明かせていないので、この先でゆっくりと紐解かせていただきます。

    作者からの返信

    こんなに早く第1幕読了いただき、ありがとうございます!

    そう、彼が普段から口にする皮肉やギャグ混じりの人を避けたいとする発言……全部本音だったんですよね。なので、ここで助けてしまったらハピスパではありません。主人公最強が持て囃される時代でも、容赦なく落としていきます!

    さすが、鋭いご推察です。きっとそれは、彼のそれまでの信念を揺るがすほどのものだったのでしょう。どうぞ2幕にご期待くださいませ!

    編集済
  • 今までのラブコメ展開から一転、虚無的な切り口がのぞいてきましたね。
    大地にもいろいろあるようで……。

    作者からの返信

    第1幕読了ありがとうございます!

    突然の展開に、どうしてこうなったというところかと思います。一見普通に見える彼の心はとても危ういもので、こうして突然闇が現れてもおかしくないのです。お察しの通り彼はいろいろと抱えておりますゆえ。

    大分先に進まれておりまして(ここで約9.5万字です)、私が追いつくのはしばしお待ちくださいませ。(もちろん進まれても構いませんよ!)


  • 編集済

    前話までのほんわかな感じから、突然の急展開と温度差にガクブルしています。

    大地君の心に根付く闇は相当深いのですね。

    お父さんとの過去に一体何があったのか? 
    凍りついた大地君の心に夕ちゃんの熱い涙が何をもたらすのか?
    小澄さんは一体どうなってしまったのか?
    夕ちゃんの正体は?
    パンチパーマの肋骨三本は大丈夫なのか?
    なーこ様と私はどうなってしまうのか?
    ヤスは……何かありましたっけ?

    色々な謎を残して1幕が終わってしまいました。
    2幕では、色々な問題が解決することを願っています。

    作者からの返信

    第1幕読了ありがとうございます!

    ギャグやほんわかの日常にあり、大地君は平静を装っていましたが…………こうしたちょっとしたきっかけで明るみに出てしまい、いとも簡単に崩れてしまう日常なのです。
    お父さんとの過去や、小澄ちゃん(ついでにパンチパーマと雑誌を買っているヤス)の顛末は、すぐに明かされますよー。
    夕ちゃんの正体は……2幕で30%くらいでしょうかね? 
    次の2幕では夕ちゃんがこれまで以上に頑張るので、どうぞ応援してあげてくだされ!

    なーこ様との仲はですね……シュレディンガーの鯨ということで、なーこ様と一緒に箱に詰めて仕舞っておきましょうか。

    編集済
  • ですよね、大地は助けないですよね。人との関わりを避けたいのに、自分から関わるようなことはしないでしょうね。日常生活ではその異常性、みたいなものはあんまり見えてこないけれど、いざとなると、やっぱり、自分に枷をしているのがよく分かりますね。

    夕ちゃんの涙にだけは、どこか思うところがあるみたいですし、この一件が何かしらの変化をもたらしてくれるといいですね。

    作者からの返信

    第1幕の読了ありがとうございます!

    ついに大地君の闇が明るみに出てしまいました。しかし、夕ちゃんの涙に後悔のような感情を抱いているということは、夕ちゃんはすでに特別な存在になっているということなのでしょう。そんな夕ちゃんなら、きっと大地君の心を癒やしてくれるのではないでしょうか。第2幕にご期待ください!

  • 餅餅餅 様

     先程読んだ憑依の回のほんわかした雰囲気のままに読み進めたら、第一幕の終わり方が……。

     小澄さんも夕ちゃんも、この後どうなっちゃうのか心配です。
     そして大地君も、心の闇を救われる日が来るのか、見守りたいと思います。

    作者からの返信

    こんにちは、空草さん!

    まさに急転直下のシリアス回だったかと思います。ハッピーエンドへの旅で現れる最初の中ボスと言ったところですね。
    大地君はああ言って拒絶体制に入ってしまいましたが、題目の通り、夕ちゃんの涙には相当堪えているようですから……そういうことです。二人をコッソリと見守ってあげてください。

  • 登場人物に感情移入すればするほど、思考や言動や行動の許容値というものは、読み手にとってある種の規制がかかるものです。
    大地くんの行動に?マークが付く人。
    ああなるほどと納得する人。
    作者の精神状態を懸念する人。
    etc
    物語の構成としてのカタルシスは、時に安穏とした予定調和の根底を揺るがします。
    端的に言えば、大地くんが幻滅されるリスクを背負う餅餅餅様の覚悟を感じます。

    「正義の味方のパラドックス」をどの様に帰着させるのか楽しみです。

    作者からの返信

    enterpriseさん、第1幕の読了ありがとうございます!

    深い考察、誠に痛み入ります。確かに、読み手の(幅広い意味での)ステイタスによってこの大地君の行動の解釈は大きく異なりますよね、勉強になります。
    特に一人称小説では感情移入の度合いが明暗を分けますので、結構リスキーな展開で……こんな主人公に付き合ってられん!と見切りを付けられても致し方ないかと思います。ただ、私が書きたいことの一つが成長物語ですので、彼を暖かく見守って欲しいなと願うところであります。

    正義の味方のパラドックスについては、パラドックスというだけあって簡単に答えが見つかるものではありませんが、頑張ってみたいと思います。また、この作品で書きたいことの一つが「因果応報」(ここでは良い意味で)であり、現実はそんなに甘くはありませんが、せめて物語の中だけででも報われて欲しいものと思います。

    引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

  • えぇぇぇぇぇ!
    ここで、終わっちゃうんですか?(涙)
    小澄ちゃん、ヤのつく人に絡まれたままだし……、夕ちゃん泣いて走っていっちゃうし。。。

    でも、大地くんの言う事は、大変わかります。
    「人は自分の行動とその結果に責任を持たないといかんだろうが。問題が起きたからと言って人の助け待ちなど、それこそおこがましいとは思わんか?」
    それを言うだけの経験をしたから、スラリと口から出たわけですね。

    ここに来て、シリアス展開ですが、心を鷲掴みにされました。

    作者からの返信

    静寂さん、ついにここまで来てしまいましたか!(めっちゃ早い!)

     一話前の超絶ほのぼの状態からいきなりシリアスに突き落として、そこで幕引きするということを平気でしやがるんですよ。悪い餅ですね。
     大地君の言はたしかに正論ではあるし、彼の過去の境遇を考えれば説得力もあるというものです。でも、やっぱり好きな人には格好良くあって欲しいと願う夕ちゃんも当然正しいです。ラブコメですからなおさらです。
     こうして突然大地君の心の闇が湧き出ましたが、至るところに前兆はあったりしたんですよ。ただギャグで覆い隠されて、本心かどうか解らないようになっていましたが。この辺りの分析を御堂さんがされてまして、コメントを読まれてみると興味深いかと思います。御堂さんは本当にすごい方で、その作品はまさに心理描写のお手本、そして拙作の伏線群も丸裸です!

  • 第1幕まで読み終えてしまいました。不穏な空気を残して終わってしまいましたが、この後の大地は一体どんな行動をとるのでしょうか……。
    最後の大地の独白は、第2幕の伏線?でしょうか。大地のツンデレ要素は、裏を返せば天涯孤独である生い立ちも影響していて、多分そのことがまだ心のどこかに引っかかっているのかなと思いました。クールでいてどこか斜に構えた所があるのも、きっとこれらが関係しているんだろうな、と。
    第1幕で主要人物の人となりがわかったところで、さらに深い所へ進んでいく構成が非常に巧みで、思わず引き込まれます。今後も、餅餅餅さんの思惑にはめられていきますね(笑)
    そして、私の未熟な作品にもいつも応援コメントいただきありがとうございます。通知が来ると嬉しくてすぐさまチェックしてしまいます。見落としている誤字脱字も指摘していただき大変助かっております。
    第2幕も、しっかり伏線を見落とさないようゆっくり読み進めていきたいと思いますので、引き続きよろしくお願いします。

    作者からの返信

    アラタさん、第一幕の読了ありがとうございました!

    独白は伏線とも言えますが、2幕への繋ぎ、希望を残したというところでしょうか。
    こうして人との繋がりを断とうとする大地君ですが、その心のスキマに飛び込んでくるのは、もちろんメインヒロインの・・・ヤス! だとラブコメじゃなくなっちゃいますね(笑)

    構成をお褒めいただきありがとうございます! 長い物語の最初の節目ということで、えっ!と思わせる引きにしたかったのですよ。

    アラタさんの作品は毎話楽しみに読ませていただいております。社会人アルアルのネタがとても共感できて良いなぁと。
    誤字指摘は、アクリル板Wという偉大な方がされているのを見て、じゃあ私もと・・・。

    それでは、2幕も引き続きどうぞよろしくお願いします!


  • 名誉の通報(笑)
    全然名誉になってなくて笑いました(笑)
    夕ちゃんとヤスさんの掛け合いがやっぱり大好きです。いいですね、この二人。最高です♪

    のほほんと読んでいましたが、いきなりシリアスですねぇ
    ドキドキしてきました。
    またお邪魔します!

    作者からの返信

    こんにちは、花音さん!

    二人を気に入っていただき、ありがとうございます。
    夕ちゃんはヤスのいじり方が大地君よりも優しいですね。それでもいじられることには違いないというのが、ヤスらしいと思います。

    こっそりと予兆はありましたが、ここでついにシリアスパートに突入してしまいました。カップル(ではまだないですが)の喧嘩って、ほんと突然起きるもんですよね!

    編集済
  • ここまで読んできて。
    ただ会話しているだけではなく色んなネタを絡めてくるところが特にいいですね!
    こういうの大好きなのですよ♡
    私も書きたいとは思っているのですが、書けないので羨ましいです(=^・^=)

    小澄ちゃんどうなっちゃうのかな💦

    ゆっくりですが続き読ませて頂きます✨

    作者からの返信

    第1幕読了いただきありがとうございます!

    看板の通り笑いあり涙ありの物語を目指しておりますので、ネタで笑っていただけましたら何よりです。オッサンなもので結構古いネタも入っていて、若い読者さんはナニソレってなるものもありますが、知っているネタだけで笑ってもらえればというスタンスで!

    ご心配の小澄ちゃんがどうなるかは、2幕頭ですぐ分かりますので、続きをどうぞお楽しみくださいませ。

    編集済
  • 第1幕まで読ませて頂きましたので、あらためてレビューもさせて頂きました。
    最後は助けに行くと思いきや、冒頭にあった父親の言葉とその結末は、思いの外、主人公の心に根深く突き刺さっているのだなと感じました。

    個人的に一番印象に残ったのは「お前も宇宙にしてやろうか?!」ですね。よもやフラグではないでしょうが、いや案外、仕込むにはありなのかもと思いました。それもあってか、個人的には脇役のはずの夏恋が一番のお気に入りです。

    一見すると、コメディ色が強くて勢いで書いているようで、文章は成立していて誤字がほとんどなく(基本的にどの作品も一文字ずつ読んでまして、100作品以上への累計1000以上の応援コメントの殆どが誤字報告とセットなので、たぶん周囲からは誤字報告が趣味な人と思われていますが、そんなことはありません)、10年来の作品ということで、何度も読み返し、推敲された結果なのだなと感じました。
    個人的には、作者こそが作品の一番の読者であれと思っていますので、作品への強い愛が感じられました。

    あと、当作への誤字報告もありがとうございます。お恥ずかしながら、あれが誤字であったことにようやく気付きまして、本当に良かったなと感謝しています。
    また、続きを読みにお邪魔しますね。

    作者からの返信

    第1幕読了いただき、誠にありがとうございます!
    アクリル板さんのような重厚で素晴らしい作品を書かれる方に、こうして真剣にお読みいただき、誠に感謝の念が尽きません。

    夏恋を気に入っていただき、ありがとうございます。実は彼女は初期プロットには居なかった突発キャラでしたが、今では私もものすごく気に入っております。元々居た小澄を超えてしまっているかも……書いているうちにコロコロ変わりますが(笑)。
    ご指摘の通り、書いている時に夏恋エンドも匂わせてしまったかなと思いましたが……すみません、看板の通りの夕ちゃんの純愛エンドです! こうして明言しても恋愛小説が成立するほどの、大きな苦難が待っておりますので。そしてエンディングは遥か彼方ですが、終盤には夕ちゃん以外は絶対ありえないと思えるほどに彼女が好きになっているはずです(私自身がそうだからです)!

    アクリル板さんほどの方に文章をお褒めいただき、恐縮でございます。ご推察の通り、かなりの回数を推敲しております。ですが、思い込みというのは恐ろしいものでして、話を知っている作者だからこそ見逃しが起きてしまうんですよね。初見の方にお読みいただくのが、一番発見しやすいのでしょう。ご指摘いただき、本当にありがとうございました。

    (Weatherへのご指摘について)私が歴史物の知識が皆無なことと、序盤なのでもし誤りなら流石に誰か指摘してるはず? と思い、私の解釈違いだったらどうしようかと悩みましたが、そう言っていただけて幸いです。

    また、素晴らしいレビューコメントいただきありがとうございました!早速新規読者様がどんどん来ております。
    こちらもレビューしにお伺いしたいのですが、Weatherはなかなかに難しいお話でして、少々読解にお時間いただきそうです。序盤で世界観をしっかり理解すれば、すんなり進めそうな……気もしています!