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第4話 悲しい事実」への応援コメント


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     これは辛い……。
     気がついたら目が見えず、音も聞こえなくなっていたとは
    それ以前に普通に出来ていたのだから、その絶望感は果てしない。
     またこれはある意味、すごいドン底から物語が展開するのですね。
     漂うような文章のおかげで、そこまで辛辣な気分にさせないのが流石ですけど。
     昔読んだ『ジョニーは戦場に行った』を思い出しました。
     古い小説ですが映画にもなっているので、知ってらっしゃるかもしれませんね。
    『戦争で負傷した青年ジョニーが気がつくと、顔も手足もない体になっていた』
     という、悲惨さなものです。
     ただ、これは地球での話なので、お腹に看護婦らしき者が、
    『メリークリスマス』となぞったのが分かって歓喜する場面があります。
     しかしこのように始めから言葉も違うのでは絶望的ですね。
     これからどう展開されるのか、気になります。

    PS.

    『ジョニーは戦場に行った』は彼がこれまで生きてきた過去と
    戦争の悲惨さを現した現実が交互に入ります。
    そしてラストは非常に現実的で救いがないです。
    テーマが戦争の悲惨さのようなので。
    在樹屋様のはどちらかというと、(まだ全部は読んでないですが)
    そういう現実を叩きつける感じではなさそうなので、
    言っておいて申し訳ないですが、
    影響を受けそうだったら読まない方が良いかもしれません(><;)

    作者からの返信

     コメントありがとうございます。
     主人公を盲目難聴にしたのは、もしかするとその方が『心の触れ合い』という一点においては、健常者よりも豊かな感覚を表現できるのではないかと思ったからです。
    下手に目が見えると、どうしても見た目とか余計な情報が気になってしまうので。
     なので、この作品では盲目難聴をあまり深刻なハンディキャップとしては描かないつもりです。
    むしろ、主人公が他人の心に深く感情移入できる理由の一つ程度に表現したいと思っています。
    もしかすると『思ってたのと違う』感じになるかもしれませんが、読んで頂ければ幸いです。

     『ジョニーは戦場に行った』はトラウマ作品として名前だけは知っていたのですが、見たことはないです。
    ですが改めて考えてみると、こういう小説を書く上で糧になりそうな作品ですね。
    頑張ってみるか……

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