ただの戯言

第1話 憂鬱

鬱。ただひたすらに憂鬱。

朝起きて学校行って適当に過ごして適当に帰り適当にパソコンを開く。

そして眠気が来たら寝てまた起きての繰り返し。

周りの環境の変化は怖いのに変化しない自分には飽き飽きしている。

生活リズムを治すべきなんだろうけど治す気にはならない。

こうしていつも通り眠気が来て眠る。

寝れなければまた起きてブルーライトに照らされるだけ。

でもネットは凄い場所だ。

誰とでも交流出来るし何でも出来る。

愚痴を言ったり時には愚痴を聞いてアドバイスしたりもできる。

本当の自分を隠しながら…

グループの上位の方に入る事が出来れば満足感を得られるし気持ちもいい。

だからと言ってネットにのめり込むのは良くない。

だけど縛る縄が無ければほぼ不可能に近い。

ああ。憂鬱だ。

そう言いながらまたブルーライトに照らされる。

外が少しずつ明るくなってくる。

私はそっとため息をつきながら布団に潜り込んだ…