レーラさんの視点で語られた、その後の王都。
疫病が流行り、特効薬は無く、人々は死んでいくばかり。
コロナの脅威にさらされた現実を、ふと思い出しますね。
自分が今まさに死んでいこうとした時、エルが命懸けで魔の森で採取してくれた薬草で作った万能薬が、命を救ってくれた…………。
いいお話ですね。
作者様は「ざまぁ回」とおっしゃっていますが、「ざまぁ」という汚い言葉の意味とは裏腹に、エルは「誰かを見返してやりたい」「名を馳せたい」という欲望とは縁遠い、「人を救いたい」という目的のために行動しており、それが美しくて尊く感じます。
エルの冒険が、「誰かを見返すぜ!ざまぁ!」という欲望とは無縁そうで、それがとても頼もしく感じます。
作者からの返信
ご感想ありがとうございます\(//∇//)\
ざまぁとは──見返してやるという認識が強いですよね。おそらく大半の方がそう思っているはずです。
今回はそこに着目しています。
根本はざまぁとは変わりありません。ただ、エル自身行動を起こしつつも、ざまぁを行うのではなく、周りの人がざまぁを行う。
実はエルは凄い奴だったんだ!
あいつのお陰で助かった!
なんで俺は酷い事をしてたんだ!
みたいな加害者側がエルを認める事がエルの周りにとってざまぁになるようにしたつもりです。
そして、エル自身が行って来た事は間違いではない────そんなお話を一章では感じて頂きたいと思いました。
自分の努力は自分では評価できません。周りの人が評価します。
今後の流れはけっこう気ままになると思いますのでまた見て頂けると嬉しいです。
庶民の殆どが主人公を敵視してる状況で、あの程度までの対応の変化で済んでたのなら頑張った方だよ。この子が主人公にそれなりの対応を取ってることもチクチク言われてただろうし。周囲からの悪意は病むもの。仕方がない。
作者からの返信
ご感想ありがとうございます\(//∇//)\
そうなんです。ご理解頂けて嬉しいです\(//∇//)\