ゲーム設定 願壁

フロア例03

　天をめざす真っ白な岩の塔……願壁。

　その上まで登る事ができたら、何でも願いを叶えることができる。

　ただし、天から与えられた試練を全てクリアできるのなら。

　その難易度は高い。

　しかし、挑戦者は今日も絶えない。

　奇跡でもないと叶えられない、そんな願いを携えて。

第一層　刑務所のフロア

　刑務官と囚人に分かれる。

　定められた期間、心がやられないように生き残れば勝利。

　囚人は、反抗的態度をとると処分される。

　刑務官は、勤務態度が悪いと処分される。

　正気度が数値化されるため、その数値を参考にしながら行動していく事が重要。

　正気度は囚人・刑務官双方が一定時間ごとに一度確認できる。

第二層　笑いのフロア

　相手を笑わせたらその人が勝利。

　刑務所の試練の後に持ってくるのが、性格悪い。

　喜びの感情で笑う以外でも良い。

　嘲笑や失笑などでも可能。

　挑戦者からは、ふざけてやがると大好評。

第三層　記憶のフロア

　大事な記憶をかけて、ゲームをするフロア。

　一対一バトル。

　相手の人体に括り付けられた記憶コアを全部壊したら、勝利。

　勝者の人間は、記憶コアが修復される。

　敗者はそのまま廃人。

第四層　幸福のフロア

　理想の世界が作られているフロア。

　攻略しなくても敗北者は出ない。

　望むならずっとそこにいられる。

　ただしその世界は偽物である。

　死んでいる人間が生き、失われた場所が存在する代わりに、決して未経験の事は起こらない。

　このフロアが作り出すのは全て過去のもので、一定期間ごとにループ。未来へ時間は進まない。

第五層　ドッペルゲンガー＆バトルロイヤルのフロア

　岸壁に入る前の自分と戦わされる。

　かつバトルロイヤル。

　本物と偽物が入り乱れる戦場。

　どれだけ自分が短期間で成長したかがカギとなる。