家族三人で遊園地に来ている男の子。そんな情景を、彼自身の目線から描いていきます。子供による語りによって、雰囲気と臨場感が出ていて、非常にぞくぞくしていました。1500文字ピッタリですが、無駄も助長も不足も一切ありません。ラストまで一気に読めて、いつまでも頭に残る物語です。