後記:親を憎みきるということへの応援コメント
完結、お疲れ様でした。
>大爆発のしかたは人それぞれだが
ハシビロコウさんにとっては、調べて読んで、親のこと、そして自分の気持ちのありようを理解した上で、さらに「書く」という方法で昇華されたのだから凄いことだと思います。
そうしてこの作品を生み出したのですから、ここまでくるための膨大な時間と気持ちは、決して浪費とは言えないのではないでしょうか。
もちろん、毒親でなければもっと違うことに情熱と能力を使えたことと思いますが、それでもここまでハシビロコウさんが辿った道程は絶対に無駄でも浪費でもないと思います。
ハシビロコウさんが紡がれる言葉は、ハシビロコウさんにしか書けないものだから。
ハシビロコウさんのこれからの人生に幸あれ、と祈っています🍀
作者からの返信
満つるさん。
力強いお言葉、ありがとうございます。
人生に“if”はないと思いつつ、心が弱れば別の人生を想像してしまうことが、いまだにあります……。
ですが、それも含めて今の私なのだ、と。
そして、まさに「書く」は昇華です。
観て、聴いて、触れて、感じて、考えたあとの最終手段です。
「書く」は私にとって現実そのものです。
書いて発表することは以前よりしていましたが、家族の問題に関しては、コロナ禍で生命の危機を感じなければ、二十年後に、どこかでひっそり発表するつもりでした。
今、書けたことで私自身の浄化が早まりました。
読了いただき、ありがとうございます。
第5話 インナーチャイルドへの応援コメント
お父さんの気持ちも分かる気がする。毒親に育てられたら誰でも多かれ少なかれそうなるだろうからね?私も母に対してはそうした腹に立つ気持ちがあったし、今も多分あるだろうけど、とにかく途中からはもう好きと言う気持ちは無くなっていたもの。だからって忌み嫌うはなかったけどさ。だから、家族で親なんだけど、唯の同居人、みたいな感じで。5年位前に老衰で死んだけど、涙なんて一粒も出なかったよ。唯遺体を焼いただけで、葬儀屋と二人で焼き場に行く時には助手席に座らされたけど、着くまで普通に雑談していたし。葬式屋の仕事に付いてだとかを色々と聞いたりしてね。何か、自然とそんな風になったよ?!
作者からの返信
“毒親は連鎖する”
周知の事実ですが、実体験として断言します。
以前、心理カウンセラーの友人に、
「そうした家系には突然変異が現れて連鎖を断ちきるものだよ。それがあなたなのじゃないかな?」
と言われ、妙に納得したのを覚えています。
私もCecileさんと同じで“途中から気持ちはなくなって”いました。
相手が不変不動である以上、刷新のための喜怒哀楽や憎悪や殺意は無駄なエネルギーで、むしろ、私自身を蝕むと知って退いたのです。
それでも、記憶が消えてなくなるわけではありません……。
父はそれを知ってか知らずか、生涯、祖母に母親としての役割を求めつづけて苦悩し、報われないまま亡くなりました。
第2話 転ばぬ先の杖への応援コメント
うちの母も凄くそんな感じだったから、わかる気がする…。
作者からの返信
Cecileさん。
毒親最大の罪は、毒親である自覚がないことですね。
意思疎通できないことが子どもを苦しめます。
このころはまだ、私は母の神経発達症に気づいていませんでした。
今ならすべて、つじつまが合うのですがね(笑)。
後記:親を憎みきるということへの応援コメント
初めまして、こんにちは。
お名前とタイトルにひかれて拝読いたしました。
貴女さまの一気に読ませてしまうペン?の力に感服し、またその内容の凄さに圧倒されてしまいました。
まるで現実とは思えないようなドラマチックな内容に、思わずこれはエッセー?物語?と思ってしまいました。
エッセーは物語ではなく事実を書くものですから、貴女の幼い頃から経験されてきたご苦労を思うと、何だか胸がグッと絞められるような心持ちになりました。
内容が内容だけに、軽々にコメントはできませんが、読み始めてからずっと重かった気持ちでいた私は、15話でやっと貴女に幸せが来たようで、嬉しくなったことをお伝えしたいと思いました。
良い方にめぐり会えましたね。今も傍で支えてもらえていますか。
沢山の辛かったことが全部帳消しになれる程(いや、おつりがくる程)幸せになれるといいですね。
そうでなければ余りにも神様は不公平ですものね。
そう心の底から思わされた深い内容の、そしてすごく良い作品だと思いました。
感動をありがとうございました。
作者からの返信
♡☆コメント、ありがとうございます。
人生の先達からの説得力あるお言葉、骨身に沁みました。
男女を問わず、泣いた分が帳消しになるような邂逅がありました。
彼らは恩返しを望みませんが、なんらかの形で誰かしらに還元できれば、と思っています。