応援コメント

5-7、黒き星よ、絶望で輝け」への応援コメント

  • その「名」の由来を、捻くれ者は『死に狂う者』と、そう解釈した。
    ただ、彼の事を一目置いていた銀の勇者はそうではなかった。
    『死中に活を求める為には、例え死すら厭わない強き心の持ち主』
    ―――と。

    果たして彼だけが習得できた戦技は強力そのものだった。
    「自己強化」「自己回復」「戦技強化」と、どれも勇者のそれと比べても遜色ないものだった。

    それでもまだ、岩の勇者は嘲りを辞めない。
    所詮ちょっとばかり強くなったからとて、揺ぎない自分にいかほどの事が出来るかと。

    しかしもう……決着は既に決していた。

    作者からの返信

    「武士道は死狂ひなり」
    この言葉も解釈が分かれますが、理不尽な状況でも死を恐れず戦い抜くという意味を採用しております