エピローグ
半年後。墓地。墓の前で手を合わせている田富。
田富「緑。やっと全部終わったよ。ごめんな。お兄ちゃん、完全すぎる犯罪は事件にすらならないってことを忘れてた。……あんな奴らと一緒に自殺したことになるなんて、笑えない冗談だからな。これ、置いとくな。お前は読みたくないっていうかもしれないけど、俺の処女作にして遺作だから」
バッグから本を取り出し、墓前に置く田富。
田富「じゃあな、緑。また来るよ」
去っていく田富。
置いていった本の表紙には『限・界・密・室! 田富功利』と書いてある。
限・界・密・室! @kanbou
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます