応援コメント

喫茶店」への応援コメント

  •  初めまして。通りすがりの魔女っ子です。筆致企画の方から来ました。

     なんとなく喋れないのかな? と思ってたら、その通りなのね。
     情景描写の巧みさは相変わらずですね。
     ……って、失礼。初対面でした。

     十七年ぶりの明子さんのことに気付いて、更に当時のことを色々と憶えているマスターも凄いし、明子さん(と恐らくは智昭さんも)も記憶に残るくらい足繁く通ったんでしょうね。

    作者からの返信

    初めまし……て?www
    コメントありがとうございます!
    ずっと昔、魔女っ子★ゆきちゃん様に似た方がカクヨムにいましてね。
    とても素敵な感想をくださる方でした(笑

  • 小道具のメモ帳、このあとの展開にかかわってくるのかな。
    ちょっと注目しています。

    両親に歌を聴かせて楽しく過ごした思い出もあったのですね。
    お母さんなにかあったのでしょう、離婚か死別か。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。
    小道具が意外と目立ってしまったと言う(笑
    キーは歌です。


  • 編集済

    >繰り返しの多用
    自分には音楽の一部に感じられました。歌詞を女性の台詞に訳した感じですよね。実際には明子の心情ではあるのでしょうが。

    激しい雨音の中で語られる台詞。喫茶店内の映像と雨音を微かなBGMにして徐々にジャズを被せて…… 浮かべると映画っぽいなと思います。いや、MVかな? 

    >ペンとメモ帳
    実は言葉を失っていたから持っていたんですね。一回目に読んだ時は、この小道具に気付きませんでした。

    これは個人的な好みになりますが、1話目にもう少し喋れないと判るヒントがあると良かったかな。メニューを指してる他に、もう1つくらい。「あ、もしかして?」と思える場面が欲しかったです。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    繰り返しの多用に関しては少し修正をかけたので、パワーワードのみを残す形に落ち着きました。
    以前はもっと多くて、自分で読み返してもちょっと……となってしまったもので。MVっぽいというのは嬉しいです。

    今回の話は明子がしゃべれないということに気づいても気づかなくてもいいと思いながら書いたので、確かにヒントとしては少ないかもしれません。
    初稿ではペンとメモすらなかったんですよ。
    ヒントになるかどうかわかりませんが、差し込めるかどうか考えてみます。
    ご意見ありがとうございました。


  • 編集済

    やばい私の中でウォルピスカーターの『晴天前夜』がリピートしてる……ブルーノートスケール多分使われてないのに……!

    〉幾何学模様の白いレンガタイルの歩道
    〉新緑の萌える街路樹
    〉軽井沢駅の左右に大きく湾曲した白い階段をグルリと下り
    軽井沢行ったことないのですが、とても美しい描写で想像しやすかったです。

    カフェの描写も最高でした。
    〉煤けた木枠のガラス張りの扉
    とか。そうだ、煤けたなんだよなーって。
    〉ガラス窓を除いた壁の至る所、三角天井を横に走る柱にまで、写真や定期券、チラシ、名刺などが所狭しと貼られている。
    という描写が、『思い出を残すカフェ』としてのマスターの計らい=どういうカフェなのか、よくわかりました。

    あと、ブルースの描き方も素敵でした。
    〉胸がざわつく、ブルージーな味のあるフレーズ。酒焼けしたようなしゃがれ声が、スローテンポの曲に乗って
    音楽って表現しづらいし、私は有名なジャズの曲の名前すら知らないのですが、これはとても想像しやすかったです。




    で、高校時代に恩師によく言われた言葉を私が言うのもあれなんですけど(多分私今もなおってない)……。

    〉どうして私はこんな時にまで、冷たい雨に降られているのだろう?
     どうして私の人生は、いつも土砂降りなんだろう?
    〉ここには来たくなかったのに。
     ここだけは来るつもりはなかったのに。
    〉忘れていた感情が一気に私を支配する。
     セピア色した記憶に鮮やかな色が蘇る。
    〉あの日も土砂降りだった。
     どうして私の人生は、いつも土砂降りなんだろう?


    この繰り返される描写が、くどいです。
    音階が繰り返されるブルーノートスケールをぐるぐるとした心理的なものと重ねてるのかな、と思ったんですが……。
    思い出カフェのように光景を描写するなら理解しやすいですが、同じ意味合いかつ抽象的な感情は、一文だけの方が読者を退屈させないと思います。特に「序」では。


    あと、二話まで読んで思ったことは、
    明子さんかなりタフじゃね? ってことです。
    土砂降りでも幸せな時は表現されていますが、
    貧乏なんか怖くない、一人で育てて、立派に育った娘さんもいて、
    「どうして私の人生は、いつも土砂降りなんだろう?」って、何度も嘆く人なのでしょうか(疑問形ということは、嘆いているのかなって思いました)。
    そう考えて、2パターンの可能性を考えました。

    ①それは彼女が智昭と出会った頃に気持ちが戻っているのだ、ということであれば、音楽を聴く前から、それこそ軽井沢駅で彼女が退行するフラグを立てた方がいいです。例えば後半に出てくる、
    〉智昭と初めて一緒に行った初夏の軽井沢で、突然振り出した雨から逃げるように入った喫茶店。
    の時の智昭のセリフか、濡れた時の生々しさが、最初の土砂降りの軽井沢でフラッシュバックするとか。
    ②もし、マスターが訳してくれたフレーズ『どうして降るときはいつも土砂降りなんだ』のフラグなら、もう最初の時点でブルースが頭の中で響いている方がいいです。

    今、前半の投げたブーメランが「わかってんならなおせよ」とめっちゃ自分に突き刺さった状態ですが、参考になれば幸いです。

    作者からの返信

    コメントありがとうござます!
    あはは、くどく感じましたか(笑
    そうですね、繰り返される似たようなフレーズが、たぶん二話目にもあったと思います。もちろん意図して書いてはいるので、このままにする(かどうかはわからない)と思いますけど、文章のリズムとテンポでこういった書き方をすることがありますね。前の筆致企画作品でも多分多用していると思います。
    何度か読み返して考えてみます。

    肥前ロンズ様の考えてくださった2パターンで言うと①なので、そこはもう少し考えてみます。
    ②(モデルになった曲がある)にもかかってはいるのですが、これだとプロットからずれてしまうので。

    沢山のご指摘を感謝します!
    ありがとうございました。

    編集済
  • >暗いシミのようなまだら模様がポツポツと浮かび上がる

    ただ雨が降り出した。よりも良いですね。
    とくにこのあと土砂降りになっていくので、ポツポツも一粒が大きいんだろうな。とか想像できるのが好きでした。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    想像して読んでもらえた事を嬉しく思います!

  • >僅かに濡れた髪とジャケットにハンカチを滑らせながら、

    何気ない描写ですけど、いいなと思いました。
    ハンカチを滑らせるって初めて見た気がするんですが、絶妙な表現ですね。

    作者からの返信

    どれだけ濡れたのかを考えたら、こういった表現になりました。
    沢山濡れていたならしっかり拭くでしょうし、ちょっとだけ濡れていたらどうだろう?と。
    私も見たことないですし、使ったことも初めてです。

  • ブルーノートの解説ありがとうございます。

    ところでえーきちさん。
    自主企画に参加されてませんよ。

    作者からの返信

    ああああ、ありがとうございます!
    早速参加させていただきました!


  • 編集済

    >やまない雨は、ない。

    ステキなフレーズがいっぱいで挙げきれないけれども。
    後の方にきた文句ほど、印象に残りますね。
    部分で言うと、

    >それって、周りとズレた土砂降りの人生をすごしてきた私みたいだ、なんて思った。


    >物悲しい雰囲気を出すフレーズだからと言って、曲全体が暗くなる訳じゃない。どこか僅かにズレたくらいで、人生落ちたりなんかしない。やまない雨は、ない。

    >智昭は私を抱き寄せて、言葉を噛み締めるようにそう言った。

    モー―! ロマンチックだなあ!!!
    ブルースから力強く転調しそうで、期待大です。

    作者からの返信

    ブルースはここから加速します(笑
    印象に残るフレーズと言ってくださってありがとうございます!