独身の俺を揶揄う後輩の美人社員に 婚約者がいることを告げたら、 ツンデレとヤンデレを同時に発動させました。 誰か彼女の暴走を止めてくださいっ!

雲川はるさめ

第1話


独身の俺を揶揄う後輩の美人社員に

婚約者がいることを告げたら、

ツンデレとヤンデレを同時に発動させました。

誰か彼女の暴走を止めてくださいっ!



無能でモテない...

気が付けば31歳。

大学も出ていない高卒社員。

あろうことか、営業成績も最下位。


そろそろ会社をクビになるんじゃないかと

戦々恐々としていた矢先に。

やはり、

俺は営業課で使い物にならないか、と

経理課に回されたんだが。


そこで思わぬ、美人な女と席が隣同士になった。


「私の方がこの部署長いんで、

言う事全部聞いてもらいます!山吹さん、

私の指示に従ってもらいますから!」


「はいはーい」


「聞きましたよ!営業課でろくに

本数取れなくて、この部署に回されてきたそうじゃないですか!」


「うん、まぁ、やる気がないせいもあるが、

俺は営業畑は肌に合わなかったな...」


「ペコペコとお客さん回りが性格に合わなかったってのもある...」


「いいわけですか!?そんなの聞きたくありません!男なら仕事に打ち込んで、結果を出すべきじゃないですか!?」


「そんなだから彼女できないんです...!

未だに独身なんです...!」




入社した時期は俺の方が一年早いが。

この後輩、山野井ユーコは入社とともに経理課に配属されて確か二年くらいかな、、彼女は俺のこと、

とことん馬鹿にしてくる後輩だった。








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独身の俺を揶揄う後輩の美人社員に 婚約者がいることを告げたら、 ツンデレとヤンデレを同時に発動させました。 誰か彼女の暴走を止めてくださいっ! 雲川はるさめ @yukibounokeitai

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