結論1・文章教室で習ったことのまとめ

1.わかりやすい文章

 他人が読んでも、理解できる文章であること。


2.さりげなく書く

 くどくど書きすぎず、イヤミにもならないように。

 特に体験談は「自分は普通」だという前提で書いたほうが、読んだ時に意外性がある。


3.筆者の感情を入れすぎない

 「悲しかった」と書かず「悲しい」ことがわかるような描写を入れる。

 ヘタな場所で感情を書くと、読者が違和感を覚える。


4.読者に「共感」か「反感」を与えられるような内容にする

 読者の感想が「ふーん」だけで終わるような内容にしない。


5.自分らしさを見せる

 誰もが言えるような一般論は書かない。


6.詳しく書いたほうが混乱する場合は、多少の脚色をする

 絶対に正確なことを書く必要はなく、場合によってはハショるか、脚色するほうがいい。


7.テーマ(言いたいこと)は一つ

 短い場合は特に。


8.結びに凝る

 最後の余韻っていうか、読了後の印象のほとんどが最後で決まるので。


9.文章は短いほうがリズミカル

 短い文章が続いたほうが読みやすい。

(先生が元新聞記者様なので。文章が長くてもリズミカルで素敵な文章はある)


10.「しかし」「が」「なのだ」を連発しない

 読んでいて引っかかるので。


11.オリジナルな話は存在しない

 話の筋だけで考えるなら、恋愛小説は「恋に落ちる話」で、すべてが同じ話と言える。存在する「話」は模倣でしかない。自分オリジナルの組み合わせにできるかが重要。



 この他にも、こまごましたことを色々言われた。

 主なものを書き出してはみたけれど、違和感とか、気持ち悪さは、例文がないと伝えられない。


 「一文を短くする」「『が』の連発をしない」など、頭でわかっているだけじゃ身につかない。

 書いて癖づけるしかないみたい。

 それで、以前より熱心に日記を書いている(今は断念中)。


 その後、先生が「日記だけでは上達しない」とおっしゃったので、天声人語などの打ち直しをしたり。

(自分の思う通りに打てないのが苦痛だったけど、確かに勉強にはなった)

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