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はじめに」への応援コメント

  •  これは正確には『一次審査に落ちる作品は、入賞を検討する以前の問題があります』と書くべきだと思います。それは過去において、ほとんどの場合は小説としての最低限のレベル(完成度)を指していました。これが冒頭の『小説以前の問題』です。

     ですが、今は必ずしも同じ意味ではありません。いわゆる異世界テンプレ小説については、テンプレゆえに世界観やストーリーが重要視されていません。どこかで読んだ作品なので、その辺の技量不足は気にならないのです。その代わりテンプレから外れると、読者は急に理解してくれなくなってしまいます。

     今は技量的な足切りの基準がゆるくなり、代わりにレーベルの求める作品の幅が狭くなっているように感じます。技術的に高いレベルの作品であってもカテゴリーエラーは一次選考で落ちます。

     低レベルなテンプレ作品でも受賞や書籍化ができるのだから、チャンスが増えた……と、単純に考えるのは間違いです。

    作者からの返信

    油布 浩明さま、コメントありがとうございます!

    コメントを読んで、うなずくことばかりでした。おかげさまで数々の疑問が解消されました! ありがとうございます!

    今の状況には自分も参戦したばかりで、よくわかっておりません。それを、わかりやすく書いていただき、本当にありがたいです。

    そう。『小説以前の問題』は過去のことなんですよね。
    こちらで最近のことまでざっくりまとめたのを書くから、ついでに過去に同じようにまとめて書いたものも一緒に上げとこうと思ったのでした。自分には過去のことだけど、紛らわしかったと思いました。

    この文章をまとめたのが2006年~2011年だから、『小説以前の問題』の文章を見かけたのはもっと以前。十年以上前で、明らかに今とは状況が違います(当時は異世界ものもネット小説もなかった)。

    最近のは別で書いてたけど、一緒にまとめて「10年前はこうだったけど、今はこうだ」みたいにするべきでした。
    今から混ぜると微妙なので、文章をまとめて、あとから2021年追記として付け足します。

    !以下追記です!
    ここで質問してそちらに伝わるのかわからないのですが、「一次審査に落ちる作品は、入賞を検討する以前の問題があります」の文章を、『小説以前の問題』のキャッチコピーに使わせていただいても大丈夫でしょうか?

    編集済
  • 小説以前の問題ですは安直に公募する人に対するいましめであって趣味で創作を楽しんでいる人を不当に鞭打つ道具にしないよう気を付けたいですね。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!

    そうですね。
    文体が芸術的であったり、ネット小説ならではな見せ方であったり、小説自体はもっと自由でいいと自分も思うので(ガチガチルールにしたら結局よく似た作品ばかりになってしまいそうだから)、あらすじ部分に「ただし公募小説に限る」というような内容をつけ加えようと思います。

    貴重な意見ありがとうございました!