美しい言葉に酔いしれる

さすが麻生さん!
といわざるを得ない小説です。

十万字作品の頃から思っていたことですが、とにかく選ばれる言葉のひとつひとつが美しい。物語と共にその「文章」自体に味わいがあります。

言葉を楽しみ物語を想像して楽しむ。
一度で二度楽しみのある小説だと思います。