第1部のあとがき
第一部を最後までお読みいただきありがとうございます。
執筆中に体調不良もあってここまで仕上げるのに1年近くかかってしまい、続きを待っていてくださった方、ご心配をおかけしてしまった方々にはまことに申し訳ございませんでした。
ちゃんとした後書きは一番最後に書かせて頂こうと思いますので、以下の諸注意及び参考・引用文献のみ掲載させて頂こうと思います。
(ご注意)
・香竹は関東地方に全く縁がなく育ってしまったが為に作中の地理感覚がおかしくなているかもしれません(るるぶと古地図とグーグルマップ見比べながら書きました)。本当は現地に行って史跡をこの目で見て書くのが筋だと思うのですがコロナさんやら何やらでそれが叶わず涙を呑みました。
・上述の理由もあって特に「上総」「下総」が真逆になっている箇所があるかもしれませんので、後調べしつつ直していきたいと思います。
・今回も小学館様の「新編日本古典文学全集」に大いに助けて頂きましたが、進行上どうしてもアレンジしなければならない部分(日付の不一致、将門の奥さんは本当は公雅の妹じゃなくてお姉さん)などありましたのでお目溢しください(※原典や引用文をいじったりは決してしていません)。原典では思いっきり端折られていたので合戦描写はほぼ香竹が勝手に考えました。戦術も現実的でない部分とかあると思いますが大目に見て頂ければ。
・歴史上仕方がないのですが女性の名前が判らない人は香竹が勝手に名前を付けています(美那緒さん、関御前さんなど)。
なお、本作をここまで執筆するにあたって以下の文献を引用・参考とさせて頂きました。この場をお借りして御礼申し上げます(敬称を省略させて頂きますこと何卒ご容赦ください)。
「新編 日本古典文学全集 41」 小学館
(※特にこちらの資料については一次資料として作中で多々引用させて頂いたことを重ねて感謝申し上げます)
「『将門記』をよむ」 川尻秋生・編 吉川弘文館
「戦争の日本史4 平将門の乱」 川尻秋生 吉川弘文館
「動乱の東国史1 平将門と東国武士団」 鈴木哲雄 吉川弘文館
「平将門」 北山茂夫 講談社学術文庫
「将門記」 大岡昇平 中公文庫
ちなみに将門を主人公にした大河ドラマや名作長編小説など沢山出版されていますが、先入観にとらわれるのを避けるために全て書き終わってから観よう読もうと思っております(で多分頭抱えて羞恥心にいたたまれずゴロゴロするんだろなー)
それでは引き続き第2部をお楽しみください。
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