あとがきってか長月さんメモ
どーも。長月さんです。
ずーーーーーーっとやりたかったんだけど、いまいちネタが思い浮かばなくてもんもんとしていました。本当にありがとうございました。
今回は補足説明を軽くしつつ、雑談します。
書きたいシーンがとにかく多くて、文字数がえらいことになりましたね。
1話目の文字数を基準にしてお話を書くスタイルなので、とにかく前半部分に文字を継ぎ足して、後半部分と調整していました。
すげえ面倒でしたけど、その分楽しかったです。
んじゃ、補足説明します。
①魔界について
魔界は現実世界の延長戦みたいな世界です。
七つの大罪の名前を持つヤベぇ連中が統治しており、周辺各国との緊張感が漂ってます。
これは長月瓦礫の作品すべてに共通することなので、最初に言っておきます。
その一人が今回の主役のリヴィオ・アメリアです。
このお兄さんは他作品にも出てきます。
イコールで結ぶのは難しいほど今作品で別人と化しているので、念のために言っておきます。
細かい話は省きますが、『色欲』という名前が人間によって付けられてしまったので、悪魔として召喚魔法で呼ぶことが可能になってしまいました。
召喚の際の口上も魔法を使われて呼ばれたときと自分の正体がすでに知られてしまったときにしか使いません。
『色欲』として見られている場合のみ、使っているというわけですね。
後者の使い方は、サークルのみで販売している冊子でどうぞご確認くださいませとしか言いようがないです。
この名乗りも冊子以来で、実に五年ぶりです。不遇すぎる。
本人は不老不死と大罪の悪魔の能力を持っていること以外、ほとんど人間と変わりません。普通に仕事はあるし、生活もあるのですが……ぶっちゃけ割とマジで迷惑だと思う、このシステム。
召喚される際に一瞬遅れて来たのも、自分の仕事をしていたからです。
先方の都合と書いて自分の仕事と読むのです。
仕事中にアポなしでいきなり呼び出されるって……とんでもない世界観だな。
まあ、魔界とかいうやべえ異世界の住人の事情なんざ考えないんでしょう。
実際、彼らの事情もそこまで知られていないのが現状です。
魔界の詳細な設定とかが見たい方はコレクションからどーぞ。
魔界コレクション
https://kakuyomu.jp/users/debrisbottle00/collections/16816452219729669619
②贈り物について
杖、杯、短剣、金貨はタロットカードの小アルカナがモチーフです。
この4つのアイテムを自由に取り出せるのは大アルカナの魔術師のカードだけで、これは自信に満ち溢れたヒーローの意味を表しています。
また、魔術師のカードには薔薇と百合が描かれており、それらをブーケとして使ってみました。
ラストで白い服に変わったのも、魔術師が身に着けている服装だからです。赤いマントも最初はあったのですが、リズムが狂ってしまうのでやむなくカットしました。
③ 「初めて会ったあの日、君は私の名前を聞いてくれた。
その瞬間から私は『色欲』ではなくなったんだよ」
ラストのこのセリフについて、説明させてください。
夢を壊してしまったら申し訳ないんですけど、『色欲』との契約が成立していたら、このセリフは出てきませんよね?
ネルが召喚したのは、『色欲』であり、リヴィオではないのですから。
このことから、『色欲』との契約は成立してないことが分かります。
ややこしいでしょうけど、そういうことなんです。
そもそも、一回断ってますしね。
その時点で契約は成立しませんから、改めて仕切り直す必要があります。
彼は『色欲』として、役目を全うするつもりだったのでしょう。
しかし、去り際にネルは彼の名前を聞きました。
その瞬間、彼はリヴィオになったのです。
これだけでは分かりづらいと思うので、詳しい状況を説明しましょう。
召喚魔法を使って彼を呼んだ場合、『色欲』として、魔界の住民として、悪魔として接することになります。彼の名前を知りたいとも思わないでしょう。
一時的な協力者とはいえ、魔界の住民は人類の敵です。個人的な情報を得てしまえば、何をされるか分かったものじゃない。
魔界に関する情報が錯綜しているゆえに、そのような状況に陥っているのが現状です。
『色欲』という名前ではなく、彼自身の名前を知りたいと思う人はほとんどいません。
そのため、自分の名前を聞かれたときのみ、『色欲』としての役目から解放されるのです。
取り繕う必要がないわけですからね。
口調が変わったのは、その合図のつもりでした。
『色欲』ではなくリヴィオ・アメリアが、ネルの願いを叶えたのです。
彼なりに役割を切り替えてるのでしょうね。
『色欲』だと窮屈で仕方がないみたいですし。
ていうか、根がまじめすぎ問題ね。
他の参加者様の作品は良い意味で狂ってて美しいのにな。
狂うどころか大真面目なのが本当にもう……まあ、この人だし別にいいでしょう。
今回の言動は極限まで振り切りました。
それこそ、書いてるこっちが恥ずかしくなるくらいわざとらしく、丁寧に。
多少古風な感じもしますが、受け入れてもらったみたいで嬉しいです♪
補足説明はこんなもんですかね。
記入漏れがあったら追記します。
それでは、今回のお相手は長月さんでした。
次の作品でお会いしましょう♪
それは、雨の日のことでした。 長月瓦礫 @debrisbottle00
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